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2022年度

実際のデータを扱い、分析する過程で多角的に考える重要性を学びました。

河野 七萌 さん

4年次生

データを用いた消費者リサーチ方法と解析に必要なITスキルを習得し、企画立案の力を身に付けたいと考えてDSIプログラムに参加しました。札幌市内に展開するスーパーマーケットから提供された購買データを用いて、店舗の売上や顧客単価、売れ筋商品の推移を分析。2020年にお酒のおつまみに相当する食品分類の売上が増えたことから、コロナ禍による行動制限で在宅時間が伸びた影響ではないかと考えました。来店客数の推移も踏まえて消費者心理や行動制限との関係を考察し、発表を行いました。しかし協力企業のマーケティング担当者の方から考察の詰めの甘さを指摘され、個別の商品に目を向けて売上の要因を探り、さまざまな可能性を考慮して分析する重要性を学びました。実際のデータを分析し、プロの方に発表する貴重な体験を通じて、心身ともに鍛えられたと感じます。目的意識をもって行動するようになり、自分の考えを人に説明する力、最後まで課題に立ち向かう力も磨かれました。この経験を生かし、将来はマーケティング職に携わりたいと考えています。

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