浅田ゼミが産学連携によるビジネス教育プログラムの一環として、
6月15日開催の関西大学オープンキャンパスで産学連携による物販及び受験生向けのゼミ発表を行いました。

浅田ゼミでは、本学部が掲げる「ビジネス・経済・社会の諸問題を、専門知識と実務能力をもって解決できる
『品格ある柔軟なビジネスリーダー』の育成」というアカデミック・ポリシーの理念に基づき、学生が社会的課題
(主に障害者の低所得問題など)に対する理解を深め、その課題にビジネスの視点からアプローチし、解決支援を
行うことを目指しています。
いわゆる福祉事業所(就労継続支援B型事業所)で働く障がい者の平均工賃は、2022年度の全国平均で月額17,031円、
時給換算で約243円とされています 。
これは、最低賃金を大きく下回る水準であり、障がい者の経済的自立を困難にする要因となっています。
この背景には、福祉事業所におけるビジネス知識の不足が一因として指摘されています。
そこで本プログラムでは、学生が商品開発や販路開拓に取り組むことを通じて、大学で学んだビジネス知識を
実践に生かしつつ、この問題にアプローチする体験型の学習機会を提供することを目指しています。
さらに近年、会計の専門知識を持ちながら事業理解を深め、経営の伴走者として支援できる「FP&A(Financial Planning & Analysis)」
という職能への社会的ニーズが急速に高まっています。
このような人材の育成にあたっては、会計的知識に加え、実際の事業運営に積極的に関与できる力を養うことが急務です。
本プログラムは、そのような能力の涵養を目的とした人材育成の一環として位置づけられます。

6月15日開催の関西大学オープンキャンパスでは、吹田市の福祉事業所(グーチョキパン屋さん)で生産・販売されているパン、
能登の社会福祉法人佛子園が復興支援の一環として製造しているTシャツ、珈琲、マグカップ、ステッカー等を受験生に販売しながら、
ポスターでゼミ活動の様子を発表しました。
受験生向けの学部説明会では、岡副学部長による学部紹介の後、浅田ゼミの代表学生2名が、この活動の意義や、
ビジネスや管理会計に関連してここから得た学びについて、説明を行いました。

今回の販売プロジェクトを通じて、学生たちは「会計情報を用いたPDCAサイクル」としての管理会計の重要性を
体感的に学ぶことができました。
商品をご購入いただいたたくさんの皆様、心から感謝申し上げます。