商学研究科TASプログラム特別セミナーを開催しました
日時:2025年11月26日(水)10:40-12:10
場所:関西大学千里山キャンパス第2学舎E301教室
演題:KPIと資本コストの理論と実践
講師:石川博行先生(大阪公立大学経営学研究科グローバルビジネス専攻教授、会計学)
参加者数:約90名
共催:商学研究科・商学会
TASプログラムは、税務および会計に関する高度専門職業人の養成を目的とした商学研究科のプログラムです。
この特別セミナーは、TASプログラムの宣伝を兼ねて、将来、税理士など税務のプロフェッショナルを目指そうとする学生を対象にして、税務・会計を仕事にすることの魅力を伝えたり、「よし!やってみよう!」というきっかけになることを期待して、この分野の第一線の研究者を講師としてお招きして、開催しています。
石川先生は、主要著書に、『連結会計情報と株価形成』(千倉書房、2000年)、『配当政策の実証分析』(中央経済社、2007年、日経・経済図書文化賞)、『株価を動かす配当政策-コロボレーション効果の実証分析』(中央経済社、2010年)、『会社を伸ばす株主還元』(中央経済社、2019年)、『財務分析(基礎)』(証券アナリスト第1次レベル通信教育講座テキスト)などがあります。
今回の講演では、「KPIと資本コストの理論と実践」と題して、「(第1部)KPIと資本コストのイントロダクション」、「(第2部)KPIと資本コストの考え方と実践」と2部構成でお話をいただきました。今、世の中でKPIと資本コストがなぜ注目されているのか。また、資本コストの考え方を利用して、何ができるのか。KPI、残余価値モデル、資本資産価格形成モデル(CAPM)、資本コスト、ROE、ROICなど、たくさんのキーワードが登場しましたが、事例を使いながら、初学者にもわかりやすくご説明をいただきました。
このセミナーは、年1回のペースで毎年12月ころに開催します。今回参加できなかった皆さんも、来年度の開催を楽しみにお待ちください。
