みらいず文学塾ー裏側から見る文学史ー万葉集編Ⅱ

関西大学梅田キャンパス(KANDAI Me RISE) 7階 Room 701

  • 教養・文化
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文学について学ぶ時、作品論や作家論によって理解しようとされることが多くあります。

本講座では、それらのアプローチとは異なった、「文学が生まれる環境」を中心に、文学作品の背後にあるものを探ることで、改めて文学の世界を巡ってみたいと思います。

昨年に引き続き第2期となる今回も「万葉集」をとりあげ、万葉人の生活やものの考え方など、一風変わったテーマでお話ししたいと思います。

文学を育んだ世界を通して、改めて作品に触れてみませんか。

【第1回】10月2日(水)

【行幸従駕歌の一面を読む】

行幸とは天皇が外出する意であり、その多くは旅です。『万葉集』には数多くの行幸歌がありますが、その多くは天皇讃美や土地の佳景を歌うものです。しかし、中には一風変わった行幸歌も存在しています。今回は、通常の講座ではあまり光が当てられない、そうした行幸従駕の歌を読んでゆきます。

講師:村田 右富実(関西大学 文学部 教授)


【第2回】10月16日(水)

【天平感宝元年五月五日の大伴家持歌の性質-礪波関の機能性と古代日本の防衛体制を考える-】

古代北陸道、越中国(富山県)には、砺波関がありました。この砺波関は、天平感宝元年五月五日に歌われた大伴家持の歌(万葉集、巻18・4085番歌)のみに出てきます。砺波関を歌うことで、大伴家持の歌は、どのようなはたらきを持っていたのでしょうか。古代北陸道のありようと防衛の文化から歌の性質を考えてみます。

講師:小田 芳寿(花園大学非常勤講師)


【第3回】10月30日(水)

【さまざまな万葉集】

近年、万葉集を「書物」として考える研究が増えてきています。関西大学蔵廣瀬本万葉集が発見・紹介されて以降のことです。関西大学では、国文学研究資料館の日本古典籍データベースの作成や東西学術研究所の事業として、蔵書のアーカイブズ化に取り組んできました。本講座ではその成果を踏まえ、万葉集を「書物」としてとらえたとき、平安時代以降、万葉集はどのような「かたち」でよまれてきたかを、万葉集の画像と共に紹介したいと思います。

講師:乾 善彦(関西大学文学部教授)


【第4回】11月20日(水)

【万葉集をよんだ人々】

関西大学図書館には、さまざまの形の万葉集が蔵されています。その中で、第二回目として、近世国学者たちが万葉集をどのように読んできたかを、資料の紹介を兼ねて考えてみたいと思います。とくに、契沖、宣長の説を国学者たちがどのように継承していったのかを、具体的な資料を基に見ていくことにします。

講師:乾 善彦(関西大学 文学部 教授)


【第5回】11月27日(水)

【調使首の行路死人歌と聖徳太子伝承】

万葉集には、旅のさなかに命を落とし、埋葬されぬまま路傍に放置されていた死者を悼んだ歌が残されています。備後国の神島の浜で遭難した死者を詠んだ歌群は、作者の調使首の詳しい経歴はわかりませんが、歌の表現を読み解き、聖徳太子の片岡山説話との関わりを考えることで、奈良時代の氏族伝承のありようを考えます。

講師:垣見 修司(同志社大学文学部教授)


【第6回】12月4日(水)

【乞食者(ほかひびと)の歌を読む】

『万葉集』には乞食者(ほかひびと)の歌が二首掲載されています。乞食者の実体はよくわかっていません。家々をまわる芸人だったという説もあれば、ストリート・ミュージシャンのような人々を想定する研究者もいます。今回は、その実体はさておき、不思議な歌の表現を丹念に読み開きます。

講師:村田 右富実(関西大学文学部教授)

参加方法

下記お申し込みフォームよりお申し込みください。
なお、お電話、FAX(リーフレット裏面の申込フォーム使用)によるお申し込みも受け付けております。

ご注意事項

※定員に達し次第、受付終了となります。
※本講座は全6回が受講単位となります。受講回数による受講料の減額は承っておりませんので、
予めご了承ください。

会期期間
開催回数 6回
時間 14:00-15:30
定員 50
料金 5,000円
場所 関西大学梅田キャンパス(KANDAI Me RISE) 7階 Room 701
主催 関西大学梅田キャンパス
共催・協力
問い合わせ先 関西大学梅田キャンパスオフィス 06-4256-6410(平日 10:00-18:00)
その他

お申し込み方法

事前にイベントの予約ができます。以下の手順でお申し込みください。

お申し込み手順

STEP.1

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