イベント キャンサポ パートナー 2026.09.07
関西大学・法政大学・北海道大学の三大学と札幌市が合同で「カーボンニュートラル夏季短期学習プログラム」(事前学習:8月25日、フィールドワーク:9月2日~4日)を実施しました。本プログラムは2026年度で4回目の開催となります。
本プログラムでは、オンラインによる事前学習と北海道での現地フィールドワークを通じて、各地域におけるカーボンニュートラルの取り組みを学び、大学の枠を超えた学生同士の議論や地域住民との交流を通じて、持続可能な未来社会のあり方を考えることを目的としています。
事前学習(8/25)では、オンラインで三大学の学生が初めて顔を合わせ、各自で取り組んだ課題を振り返り、地域課題やカーボンニュートラルに関する気づきや考えを共有しました。冒頭、法政大学の渡邉雄二郎教授よりカーボンニュートラルに関する基礎講義を実施いただきました。その後、株式会社JERA様、関西電力株式会社様に講師としてご登壇いただき、地域ごとのエネルギ-戦略やカーボンニュートラルの取り組みについて、ご紹介いただきました。参加した学生は、関東と関西の地域特性、自分と他大学の学生が住んでいる地域の違い等について話し合い、フィールドワークに向けて理解を深めました。
フィールドワーク初日(9/2)には、講演とフィールドワークを実施しました。 講演では、札幌市環境局様より、ゼロカーボン都市の実現に向けた市の取り組みをご紹介いただき、雪の多い北海道ならではのまちづくりや戦略について学びました。
札幌市環境局様のご講演
その後、札幌市円山動物園を訪問しました。円山動物園は札幌市「次世代エネルギーパーク」に位置付けられており、市が取り組む次世代エネルギーを身近に体験できる施設となっています。来園者が立ち入ることができない動物園の裏側まで見学させていただき、学生は熱心に説明を聞いていました。
円山動物園様/見学の様子
円山動物園様/集合写真
2日目(9/3)は、道内の発電所とLNG基地を訪問しました。午前中には、北海道電力株式会社様の苫東厚真発電所にて、石炭火力発電所の脱炭素化に向けた取り組みについて学びました。水素製造設備を見学するとともに、水電解装置の仕組みや原理について詳しくご説明いただき、発電所における脱炭素化の取り組みへの理解を深めました。
北海道電力株式会社様/苫東厚真発電所見学➀
北海道電力株式会社様/苫東厚真発電所見学➁
午後には、北海道ガス株式会社様の石狩LNG基地を訪問。道内初の大型LNG輸入基地として運転を開始した石狩LNG基地が、北海道各地に天然ガスを届けるための設備を見学しました。
北海道ガス株式会社様/施設紹介動画視聴
北海道ガス株式会社様/施設見学
夜には、キャンパス内のカフェテリアで懇親会を行いました。大学やグループを超えた交流が生まれ、和やかな雰囲気のなかでより一層親睦を深めました。
北海道大学内カフェテリアで懇親会
3日目(9/4)には、北海道大学札幌キャンパスでグループワークを行いました。グループワークに先立ち、北海道大学加藤悟教授より、グループワークの進め方や分析手法について説明いただき、3大学の混成グループで与えられたテーマに取り組みました。グループワークのテーマは「日本の市町村における2050年カーボンニュートラル達成の方法について」。学生は、事前学習や前日までのフィールドワークで学んだことを踏まえ、さまざまな分析手法を用いてワークに挑みました。ワークの最後にはグループごとに発表し、カーボンニュートラルの実現に向けたアイデアを提案しました。
北海道大学加藤悟教授による説明
グループごとに発表
本プログラムを通じて、カーボンニュートラルの知識を身につけるとともに、他大学の学生との交流・意見交換や北海道でのフィールドワークから自身の視野を広げることができました。
関西大学はこれからもSDGsやカーボンニュートラルに関するコンテンツを広く展開するとともに、他大学や自治体など様々なパートナーと連携し、「考動」を通じて社会課題の解決に取り組んでいきます。