2024年度 飛鳥史学文学講座 10月13日(日)に第7講終了
24/10/21
10月13日(日)、本学文学部教授の長谷洋一先生による同講座を開催。
最高気温28℃と、10月中旬にしては暑い気候のなか、今回もたくさんの方にご来場いただきました。
第7講の演題は『国華余芳』の世界―お雇い外国人が見た正倉院宝物―。
明治初期から中期にかけて、エドアルド・キヨッソーネというイタリア人技師が日本の印刷・美術の領域で大活躍しました。キヨッソーネは、明治政府が発行した初めての西洋式印刷術による紙幣「明治通宝」の彫刻に従事。明治8年、大蔵省に請われて来日し、紙幣や地券、切手などの制作に尽力したことで「紙幣の父」や「切手の父」とも呼ばれます。
今回の講義では、明治12年5月から近畿を中心に行った文化財調査旅行の成果である『国華余芳』に触れながら、当時の文化財事情について考える内容となりました。
次回は11月10日(日)午後13:00より、第8講、本学文学部教授の西本昌弘先生による「難波地域の古代史 ―高津宮・堀江・難波津・大郡―」を予定しております。ぜひ、足をお運びください。
■詳しくは下記URLをご覧ください
関西大学教育後援会 飛鳥史学文学講座
https://www.kansai-u.ac.jp/pa/event/asuka.html