研究科長からのメッセージ|関西大学法科大学院
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研究科長からのメッセージ

入学式式辞(2018/4/2)

関西大学大学院
法務研究科長
木下 智史

 関西大学法科大学院に入学された皆さん、ご入学おめでとうございます。法科大学院の教職員を代表して心からお祝いを申し上げます。今年は、関西大学法科大学院の15期生として、未修者6名、既修者18名の合計24名の新入生を迎えることができました。皆さんが関西大学法科大学院を勉学の場として選ばれたことを心より嬉しく思います。
 関西大学法科大学院は、教育理念として、3つの資質を備えた法曹の養成を掲げております。
 1は理論と実務とのバランス、2は優れた人権感覚、3は複雑・多様化する現代社会で生起する新たな問題に適切に処理することができる創造性です。関西大学法科大学院は、これら3つの資質を備えた法曹を養成するためのカリキュラムを提供し、皆さんが本学を修了後、社会に必要とされる優れた法曹となれるよう最大限に支援していまいります。
 言うまでもないことですが、法曹になるという夢を実現できるか否かは、皆さんがいかに一所懸命勉学に励まれるかにかかっています。司法試験に合格するための魔法の勉強方法は存在しません。毎日コツコツ地道に、法律に関する知識を少しずつでも確実に自分のものにするほかありません。知識が自分のものになっているかを確認する最良の方法は、問題を解くことです。そのために、関西大学法科大学院は、特別演習でアカデミック・アドバイザー(AA)の先生に答案を添削してもらう仕組みを整えています。本を読んでわかった気になっても、答案は書けません。得た(はずの)知識を答案に自分の言葉で再現できなければ、司法試験には合格できません。答案は一度書いて終わりとはなりません。添削された答案を読み直し、できなかったところ不十分なところを確認し、できるようになるまで答案を書き直す、これを繰り返し行う必要があります。このあたりのことは、法科大学院ジャーナルに合格者が合格体験記を書いていますので、それを参考にして下さい。
 勉強をすすめる過程で疑問が生じるでしょう。学習上の悩みが生じることもあるでしょう。関西大学法科大学院は、そのための相談体制を整えております。まず、特別演習のAAの先生に、学生一人一人の「メンター」=相談係になってもらい、勉強だけでなく、生活スタイルも含めたアドバイスをしていただく体制をとりました。また、以文館3階にはTAの部屋があり、本法科大学院を優秀な成績で修了した修了生が学習相談に乗る体制をとっています。進路の相談に関しては、以文館1階のステーション横の部屋に専門の相談員を配置して相談を受け付けています。先生方もオフィスアワーやメールアドレスを公開して、いつでもみなさんの相談にのることができるようにしています。各クラスには、クラス担任の先生がいますので、進路その他の相談にも気軽にのってくださると思います。
 さて、5日から授業が始まります。司法試験の合格を目標にして計画的に学習を進めるようにして下さい。その際、授業の予復習をきちんと学習計画に組み入れて下さい。学業成績と司法試験の合格率、合格までに要する年数との間には、明かな相関関係があります。これは、日々の授業の予復習を、司法試験の合格に向けた学習計画の中にうまく取り入れて勉強をすすめることが、司法試験合格への近道であることを示していると解釈することができます。授業の予復習は大変ですが、それだけで一日の勉強を終わらせてはいけません。司法試験の合格に向けた学習計画の中に授業の予復習をうまく取り入れて勉強をすすめて下さい。前期の成績が良くなかった場合、学習方法を見直して下さい。学業成績がふるわないということは、司法試験に向けた勉強のどこかがおかしいということです。担任の教員や特別演習のメンター、あるいはティーチング・アシスタントに、相談するようにして下さい。
 皆さんが、法科大学院での2年間、3年間を、自分を厳しく律して勉学に励まれて、法科大学院の修了後には司法試験の合格を祝うことができることを祈念して、私の式辞とさせていただきます。
 皆さん、ご入学おめでとうございます。

経歴

京都大学大学院法学研究科博士課程所定単位修得後退学。
1986年関西大学法学部専任講師、1989年助教授、1996年教授。2004年関西大学法科大学院教授。

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