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3月13日(水)、中学2年生では学年末考査後の短縮期間に校外学習を行いました。訪れたのは大阪歴史博物館と難波宮跡、並びにピース大阪です。大阪の歴史を古代から近現代にいたるまで通史として捉え、社会の授業で学んだことを実体験として感じ、現代社会の抱える問題点を感得することが主たる目的でした。

前日の雨を受けて曇天から始まった一日ではありましたが、昼食後には久しぶりに大阪城公園芝生前広場を駆け回る元気な姿を見ることができました。復元された難波宮跡の柱跡を実際に手で触ったり、大極殿跡で奈良時代の人の営みを想像したりする姿があちらこちらに見られました。古代史に興味を持つ生徒が増えるのではないかと期待されます。

奇しくも大阪大空襲の3月13日にピース大阪を訪れることになったのは偶然でしたが、我々の暮らすこの大阪の地で、多くの人が尊い命を失われたことに思いを馳せ、平和への祈りを捧げる生徒の姿が多くあったのは実り多い学びの成果と、うれしく思われました。