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中学1年生 能勢プロジェクト

 2019年3月13日(水)、大阪府豊能郡能勢町で中学1年が「能勢プロジェクト」を行ないました。公益財団法人大阪みどりのトラスト協会の協力で、能勢町の遊休農地を復活させるこのプロジェクトは、今年で11年目を迎えました。風が肌寒いものの春を感じさせる青空の下、中学1年生の生徒はクラスごとに様々な活動をしました。以下は各クラスの報告です。

A組

すごくつかれたけど楽しい一日でした。A組は、すすきだらけの所に二本の道を作る作業でした。大変だったのは、くわで土を掘って道を作る事でした。しかし、大変なことをみんなで協力してやったのでよりクラスの仲が深まりました。(A組15番 瀧川 優太)

B組

畑の整備を主に行いました。枯れ木や枯草などの片づけ、石を運び猪の荒らした跡の復元といった作業を行いました。また、除草作業の助けとなるよう土手の道づくりも行いました。生徒達は一所懸命に活動し、日常生活では経験し得ない貴重な体験をできたと思います。(担任 井上 雄也)

C組

草取りと、棚田の土手に道を作る作業を行いました。

平地や土手の枯れ草を抜いたり、熊手でかき集めたりして、大人の身長ほどの枯れ草の山がいくつもできました。

また、傾斜の急な土手を通りやすくするために、小さな道を2本作りました。斜面にまっすぐな道を作ることは非常に難しく、スコップで土を掘り、踏みしめて足場を固める作業は、思いのほか重労働だったようですが、最後には立派な道ができていました。

2年生・また3年生になって能勢を訪れる時、この地にどんな変化がもたらされているのかを楽しみにしながら、今後も積極的に取り組んでほしいと思います。(担任 村井 稚麻)

D組

水路作りと畑焼を行った。

この土地ではジャガイモ、サツマイモ、タマネギ、黒豆が作られています。土地を作る上での大事な作業である水路作り。これをしっかりと行わないと、畑に水が入り湿地帯になってしまいます。そして、畑焼は、良い土を作る上で欠かせない作業です。生徒たちは積極的に取り組み、終始元気よく明るい声が飛びかいました。

もちろん、ドロドロになりながら。作業時間が残り少なくなるにつれて、「もっとこうしたい」という感情が芽生えているように感じました。

各々がそれぞれの目標を立てて、期待以上のものを残すために努力をしていました。近年、生徒たちにとって、農作業はなかなか経験し難くなってきているように感じます。

日本人の原点である農作業を経験させて頂けることに感謝し、たくさんのことを吸収して、これからの人生をより豊かにしてほしいと心から願うばかりです。(担任 柿原 一斗)

E組

午前中はジャガイモの種芋を植えました。雑草予防の黒のビニールで覆い、風で飛ばないよう土を盛りました。午後は9月の台風で崩れた土砂の運び出しと整地、溝作りをしました。それぞれが自分のできることを見つけて、一生懸命取り組んでいました。(担任 黒川 みなと)

F組

僕は、能勢プロジェクトで、みんなが用水路に溜まった土を入れた土袋をもともとあった坂に置くという作業をしました。この作業はとても大変で、とても服がよごれるものでした。だけど、坂がどんどんもとに戻っていくたびに楽しくなっていきました。(F組8番 川崎 蓮)

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