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14日（月）
ケアンズ市でのホームステイ先より車で送ってもらった生徒たちが、集合時間8時15分前後に次々と到着する。さすがに、初めての家庭での昨晩は緊張感があったようだ。ぐっすり睡眠が取れたかどうか怪しい。研修のしおりの中の日誌に、ホームシックになっているような表現が散見された。その一方、食べ物がおいしい、こんな食べ物・飲み物を口にしたとか、引率者としては、ステイでの生活における心の動きを注視したいのだが、その天真爛漫さがうらやましい限りである。その日誌42冊を引率者2人が目を通しコメントを記入している間、40分ほどカプラン語学学校でのクラス分けテスト(writing 及びgrammar and vocabulary )を受けた。その後、生徒たちは学校の中を案内される。テスト結果によるクラスの発表後、4つの教室に入り研修を受けた。ここでは、研修間の休み時間には、軽くお腹に入れてもよい時間となっており、ステイ先で作ってもらったランチボックスの中の果物等を口にしていた。

12時00分ごろからバスに乗り込み、15分ほど離れたフランシスザビエル校に移動。本校生徒2名とザビエル校2名の生徒という組み合わせで教室へ案内され、授業見学。授業後、招かれたクラス全員の生徒と外で遊ぶ。そして教室外での昼食。教室内で食べるということは普段からしないそうだ。その後、屋根付きの屋外ホールで行われる全校集会に参加。全員起立しながら両国の国歌も流され、歓迎の言葉等の終了後、2列で集会の真ん中を退出する。その際、付近の相手校小学生といわゆる、ハイタッチを行った。

再びバスに乗り、語学学校へ戻る。そして、ステイ先からの迎えを待つ。迎えの早い家庭と遅い家庭では約1時間半ほど差があろうか。最も遅い迎えが約5時半ごろである。これも、各家庭のご事情があるので、致し方ないと思われる。

 
15日(火)
8時15分集合予定、8時半研修開始なのであるが、早いステイ先だと、7時半ごろ到着の場合もあるようだ。生徒全員の集合後、予定時刻どおり始められた。午前中の研修終了後、教室内でつい日本語を使ってしまう生徒がいると聞き、なかなか彼らも苦労しているようだ。教室内でも、ステイ先でも英語ということで息が詰まるのかもしれないが、それを望んで、この研修旅行に来たはずなので、頑張ってもらいたいし、過去の先輩たちと同様、参加者は乗り越えてくれるはずだと思う。

昼食後、バスに乗車し、TAFEと言う職業訓練校に到着。日本の専門学校は一つの分野の学校であるが、広大な敷地に数多くの学科があり、専門学校の総合大学といった様相である。案内担当の方による説明(日本語通訳者同行)により、看護・建築・機械・調理及びサービス・先住民美術の内容や施設を約1時間見学。机上での学習が2割、実習が8割らしい。

その後、バスに乗車。ボタニックガーデンへ移動。日本における植物園だが、実際は、広い公園に芝生や様々な植物が茂る憩いの広場と言うのがふさわしいだろう。その芝生の上で、日光浴を楽しむ人もいた。再びバス乗車。ショッピングモールへ到着。大型スーパーColesを中心とした施設での買い物となる。お菓子類や飲み物を買ったり、久しぶりの和食（たこ焼き・から揚げ等）を堪能したりと、日本の良さも感じつつ、語学学校までバス移動。ステイ先の迎えで帰宅。

【生徒の感想】
Day 3
今日は朝起きるとかなり寒かったです。朝ごはんを食べてから、出る用意をしてランチを食べて、集合場所でファームステイ先の人たちとお別れしました。ファームステイはすごく自然を感じる事ができて楽しかったです。（M.Yくん）
 
Day 3
ファームステイの家族はやさしかったので、お別れが少しさみしかったです。ホームステイの家族と初めて会いました。まだまだ慣れないけど、頑張ろうと思います。（K.Hさん）
 
Day 3
今日は朝からドライブをしました。その後、ダムで昼ごはんを食べました。最後にファームファミリーとお別れをしました。（M.Yくん）
 
Day 4
今日は初めて学校に行きました。昼食の前におやつを食べる時間があってびっくりしました。午後からは現地校交流で小学校に行きました。小学校の皆はとても元気で積極的に話しかけてくれました。皆日本語を話していて、自己紹介でも「私の名前は〜です。」と言ってくれました。（S.Mさん）
 
Day 4
今日は語学学校で歌を歌ったり、ゲームをしたり、オーストラリアの事について知ったりしました。その後の小学校訪問では、みんなが笑顔で遊んでくれて、うれしかったです！（T.Mさん）
 
Day 4
今日はオーストラリアで初めての授業でした。その後、子ども達の授業に混ぜてもらったのですが、子どもたちが大人っぽくてびっくりしました。ホームステイも楽しいので、来て良かったです！（K.Hさん）