政策公務セミナー

政策創造学部では、公務員をめざす学生をサポートする政策公務セミナーを実施しています。

政策公務セミナー

将来、政策公務職をめざす学生をサポートする政策公務セミナーを実施しています。それぞれの目標に合わせた公務員試験対策をより充実させるために、セミナーの一環として、1・2年次には「導入ゼミ」、「専門導入ゼミ」に“政策公務コース”を設け、上位年次には「特殊講義(政策公務研究)」という専門の講義でより高い知識を身に付けていきます。加えて、定期的な講演会、本学部の公務員試験合格者との対話の機会なども設け、学生のキャリアデザインをサポートします。

政策公務コース

「政策公務セミナー」の一環として、導入ゼミⅡ(1年次以上)、専門導入ゼミⅠ,Ⅱ(2年次以上)内に「政策公務コース」を設けています。政治学、経済学、法律学などの初級〜上級レベルの知識を身に付けることができるよう、専門の教員が少人数で指導を行います。

政策公務研究 Ⅰ,Ⅱ,Ⅲ

将来、政策公務職(国家公務員、地方公務員など)に携わることを目標にしている学生向けの特殊講義です。

〈政策公務研究で学ぶこと〉

  • 政治学…政治学、行政学に関わる理論について考察する
  • 経済学…ミクロ・マクロ経済学を理解し、試験対策を自ら進める基礎学力を身に付ける
  • 法律学…公務員試験、資格試験における民法の重要論点を理解する

2022年度講座開講実績

第1回 政策公務セミナーの紹介と公務員試験の仕組みについて(対面開催)
学内の「キャリアセンター」の職員が、公務員と民間企業の違いや公務員試験の仕組みについて解説しました。
第2回 大阪府・大阪市職員による講演会(対面開催)
大阪府・大阪市の組織や業務内容をはじめ、取り組みや戦略について講演いただきました。
第3回 大阪地方裁判所職員による業務セミナー(対面開催)
裁判所の組織や業種、業務内容を職員の体験談を交えながら講演いただきました。
第4回 本学部卒業生による講演会(Zoomオンライン開催)
公務員として従事されている本学部の卒業生から、現在携わっている仕事内容や職場の雰囲気や魅力をお話しいただきました。
第5回 公務員試験合格者との対話会(対面開催)
本学部4年次生の公務員試験合格者より、公務員を志望した理由から、試験勉強の進め方やスケジュールの立て方など、具体的な経験談を交えながら、お話しいただきました。

公務員 就職状況(過去3年間)

国家公務員・地方公務員名 2022年度 2021年度 2020年度
公務員就職者数 37 19 29
国家公務員一般職 10 1 7
国家公務員一般職 内訳(2023年3月実績)
国土交通省 近畿地方整備局、出入国在留管理庁(東京出入国在留管理局)、厚生労働省 京都労働局、国土交通省 航空局・自動車局・海事局、国土交通省 東北地方整備局、大阪法務局、厚生労働省 広島検疫所、神戸地方法務局
防衛省自衛隊 1 0 0
国税専門官 1 5 2
都道府県職員 12 4 4
愛媛県職員 1 0 0
大分県職員 1 0 0
大阪府職員 1 0 1
岡山県職員 1 0 0
京都府職員 2 1 0
熊本県職員 1 0 0
高知県職員 0 1 0
佐賀県職員 0 1 0
奈良県職員 2 1 2
兵庫県職員 1 0 1
三重県職員 1 0 0
和歌山県職員 1 0 0
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市区町村職員 10 2 10
泉大津市職員 0 0 1
茨木市職員 0 0 1
大阪市職員 2 0 1
香芝市職員 0 0 1
橿原市職員 0 0 1
かつらぎ町職員 0 1 0
紀の川市職員 0 0 1
京都市職員 3 0 0
坂出市職員 0 0 1
吹田市職員 2 0 1
高岡市職員 1 0 0
伊達市職員 1 0 0
東京都特別区職員(葛飾区職員) 0 1 0
長浜市職員 1 0 0
寝屋川市職員 0 0 1
枚方市職員 0 0 1
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その他 3 7 6
大阪府教員 1 0 1
山形県教員 0 0 1
吹田市教員 1 0 0
豊中市教員 0 0 1
大阪府警察官 1 1 0
京都府警察官 0 3 1
警視庁 0 1 0
奈良県警察官 0 1 1
三重県警察官 0 0 1
八幡市消防吏員 0 1 0
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公務員採用試験合格者の声

近畿地方整備局に内定。政策創造学部で受けた数々の授業が試験対策の土台となりました。

政策学科(2019年4月入学)

原 梨湖 さん

兵庫/県立小野高等学校出身

写真:原 梨湖 さん

政策学科(2019年4月入学)

原 梨湖 さん

兵庫/県立小野高等学校出身

地方創生に関わりたいという思いから、当初は地方公務員を志望していました。3年次から公務員試験対策を始めたのですが、政策創造学部で1年次から学んできた法律や経済の知識が土台となり、抵抗なく勉強を進められたと思います。常に計画を立てて効率的に頑張ったことで、兵庫県庁と国土交通省から合格をいただき、最終的に国土交通省の近畿地方整備局を選択。法律という観点で災害を未然に防ぎ、人々の暮らしを守るという使命感をもって働きたいと思います。

合格者の声をもっと見る

国税専門官に内定。早めに対策をスタートし、先輩方の体験談で不安を解消して合格を手にしました。

政策学科(2018年4月入学)

五味 雄大 さん

大阪/府立佐野高校出身

写真:五味 雄大 さん

政策学科(2018年4月入学)

五味 雄大 さん

大阪/府立佐野高校出身

スケールの大きな仕事を通して、人々の役に立ちたいという思いから国家公務員を志望しました。対策を始めたのは2年次の終わりからです。学内のエクステンション・リードセンターで対策講座を受講する前に、主要科目の予習をしておいたことが、後々までアドバンテージになりました。また、政策公務セミナーで先輩方の体験談をお聞きできたことで、不安を減らすことができ、最終的に税金のスペシャリストである国税専門官の内定をいただきました。
※エクステンション・リードセンター:難易度の高い資格取得をバックアップする学内の専門機関

兵庫県職員に内定。海外研修での
経験を通して芽ばえた公務員への志を
伝えたことが評価されました。

国際アジア法政策学科(2017年4月入学)

藤本 帆香 さん

兵庫/県立伊丹高校出身

写真:藤本 帆香 さん

国際アジア法政策学科(2021年3月卒業)

藤本 帆香 さん

兵庫/県立伊丹高校出身

公務員をめざしたきっかけは海外研修。フィリピンでの子ども支援ボランティアや、キルギスでの国連職員との交流など、さまざまな現場で“生活を支える仕事”の重要性を知り、公務に携わりたい気持ちが強くなりました。そこで3年次の春から試験対策を開始。学内の合同説明会や面接対策セミナーで得た情報が役立ちました。面接試験で、海外研修での経験や、そこから芽ばえた公務への思いを伝えられたことが合格につながったと思います。