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関西大学政策創造学部
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政策創造学部主催 客員教授講演会
「ICTの変遷と富士通のチャレンジ」が
盛況裏に開催されました!
December 18, 2008
去る2008年12月17日(水)に、関西大学第1学舎5号館E401教室にて、学部主催講演会が実施されました。今回の講演では、秋草直之先生(富士通株式会社取締役相談役、本学部客員教授)をお招きして、「ICTの変遷と富士通のチャレンジ」を論題に、講演していただきました。

 技術的イノベーションが大きい電機産業は、ICT(Information and Communication Technology)の劇的な変化に影響を受けている。ICTの具体的な内容としては、デジタル家電製品のパソコンや携帯電話などにおいて、消費者が身近に接する見える部分と、コンピュータセンターやソフトウェアなどの見えない部分、の2つが挙げられる。このうち、目に見えない部分の方が技術的にも非常に広く深い世界であり、半導体の積極的な開発やインターネット回線の大容量化とも密接に関わっている。結果的に、ICTの世界の1年は、他の産業の7年に相当する勢いで技術が進化している。その中で、ユビキタス社会という言葉が登場し、あらゆるものが繋がって連動しながら動く社会が作り上げられてきたのである。最近では、企業の中だけでなく、企業から企業、企業と生活者、生活者同士のネットワークやコミュニティが広がりつつある。


 富士通は1935年の創業に始まり、電話機の製造から通信事業、コンピュータ関連事業、ソフト・サービス事業へと事業を拡大し、現在は総合ICT企業として世界70カ国に事業を展開している。たとえば、金融機関や医療産業、放送産業、自動車産業、宇宙開発や小売業などにおいて、ICTを全世界に広めるとともに、常に新しいことに挑戦し、多くの夢や希望を「かたち」にしてきた。富士通は、技術を大切にする企業としての圧倒的な存在感を世の中に示してきたという自負がある。ただし、ICTによって大きく社会が変わったけれども、ICTが実践されていく中で、光の部分だけでなく影の部分の存在も明らかになりつつある。このような問題を解決していくのが学生の皆さんの役割であり、これからの時代に生きていく術を是非大学で身につけてもらいたい。

最後に、活発な質疑応答が行われ、聞き入っていた約350名の学生の、この問題に対する関心の高さがうかがえました。政策創造学部はこれからも、電機産業に関する講演会を開催し、議論する機会を提供していきます。


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