哲学倫理学専修
専修概要
自分が存在していることへの驚きと
どう生きるかについての洞察
ギリシア語で「知恵の探求」(フィロソフィア)を意味する哲学は、およそ三千年前の古代に始まり、世界中でさまざまに形を変えながら続いてきました。「自分とはいったい何か」「世界は何のために存在するのか」――はるか昔から現代まで、人間はこうした大きな疑問に直面して考えてきました。哲学倫理学専修では、世界のあり方と人間の生き方をめぐる個性的な数々の思索の足跡をお目にかけます。だがそれだけではありません。そこが君たち自身の問題を発見して考える場所になったその日から、君たちも哲学の歴史に一歩をしるしたことになるのです。
カリキュラム
古代からの伝統を知り
現代に生きる自分自身に役立てる
哲学倫理学専修には、大きく分けて、次の三つの柱があると考えてください。
第一に、古代から現代に至る西欧世界(ヨーロッパ)の思想とその根底にある論理(考え方)を系統的に学びます。2年次配当の「哲学概論」「倫理学概論」を中心とする講義科目は、そのために用意された基本科目です。しっかり修得してください。
第二に、2年次から4年次までの「哲学倫理学・専修ゼミⅠ~Ⅵ」(基礎ゼミ・専門ゼミ・卒論ゼミ)をつうじて、テクストを正確に読解する力、問題を論理的に深く考え抜く力、そして考えた内容を明確に表現する技術、を磨き上げてゆきます。
第三に、こうして培った思考力と表現力を武器として、自分のテーマに取り組み、卒業論文を作成します。これはというテーマを見つけ、それにふさわしい文献や資料を参照しながら、指導教員の助言のもとに会心の作品を仕上げてください。
この三つの柱に支えられて、これまで哲学倫理学専修に学んだ先輩たちは、自己と他者、心と体の関係、時間・空間、存在とは何か、言語の機能、といった哲学的問題から、道徳の根拠の究明や、幸福論、仕事の意味、さらには、生命倫理学、環境倫理学を始めとする応用倫理学などの現代の倫理的諸問題にいたるまで、広いテーマで自分自身の思索を練り上げています。
ゼミ・講義・演習


