11月19日(日)「琵琶湖ツーリズム!~大学生で考える環境ボランティアの未来2023(実践編)~」を実施しました!

 

こんにちは

関西大学ボランティアセンター学生スタッフのなつみです

今回は1119()に、滋賀県近江八幡市の琵琶湖湖岸で行われた「琵琶湖ツーリズム!~大学生で考える環境ボランティアの未来2023(実践編)~」について紹介しますこの活動は2017年度に学生スタッフの想いから始動した活動です。

まずこの活動を行う前に、9月に三大学連携オンライン講座を開催しました。

講座では、関西大学のほかに明治大学、法政大学の学生にも参加していただき、[滋賀県立琵琶湖博物館特別研究員・滋賀県琵琶湖環境部自然環境保全課副主幹]中井克樹(なかいかつき)氏による講義が行われました。

講義の中では、琵琶湖の環境保全をテーマに、琵琶湖の生態系をはじめ周辺地域へ影響を及ぼしている特定外来生物や、琵琶湖の現状、琵琶湖で駆除活動を行う際のお話などを聞かせていただきました。

講義の後はグループごとに分かれて交流会を実施し、参加したきっかけや今までのボランティア経験などを話し、自分達でできる環境保全について意見を共有し合いました。この交流会は他大学の学生と交流できる良い機会になりました。

11月の駆除活動当日は、冷え込むことが予想されていましたが、晴天に恵まれ、比較的暖かい気候でした

関大生は関西大学から活動場所まで大型バスに乗り移動し、法政大学の学生と近江八幡駅で合流しました。バスの座席が関西大学の学生と法政大学の学生とで隣同士になるように配置し、活動前から交流を深めることができました。

当日は関西大学10名、法政大学10名の計20名で駆除活動を行いました。

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活動場所近くの広場で昼食をとった後、胴長に着替えてゴム手袋を装着し、活動を開始しました。活動場所は琵琶湖を見渡すことができるとても見晴らしの良い場所でした。

活動中の様子を少しご紹介します

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活動中も、大学間の垣根を超えた交流を行うことができて、和気あいあいとした雰囲気で活動することができました。

今回駆除した「オオバナミズキンバイ」は、アメリカ大陸から持ち込まれた特定外来生物で、葉や茎の切れ端からも成長できるほど繁殖力が強く、琵琶湖の生態系に影響を及ぼしている植物です。そのため、茎や葉が残らないようきれいにオオバナミズキンバイを駆除することを意識しましたが、茎が地面に強く張り付いていて、地面から引きはがすのには苦戦しました。

集められたオオバナミズキンバイは船で向こう岸まで運びました。今回の活動では、滋賀県の職員の方々の協力もあり、1トンを超える1352.96kgものオオバナミズキンバイを駆除することができました。駆除することができた面積は113.65㎡もの広さになります。

普段あまり経験することのない作業がほとんどで、駆除活動が終わるころには、みんな少し疲れた様子でしたが、作業する前はオオバナミズキンバイで一面覆われていた地面が、作業後には見違えるほどきれいになっていて感動するとともに、やり切った達成感も味わうことができました。また、普段着る機会のない胴長を着て作業することができて貴重な経験になりました。

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最後は、琵琶湖を背景に集合写真を撮りました

今回のボランティア活動を通して、琵琶湖の環境保全に貢献することができてとても良かったです琵琶湖の環境問題について考えるきっかけにもなりました。

このぼらぼらblogを見て少しでもボランティア活動に興味を持ってくださると嬉しいです。ボランティアセンターでは、他にも様々な活動を行っていますので、一緒にボランティア活動を楽しみましょう皆さんのご参加お待ちしております

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