こんにちは!ボランティアセンター学生スタッフの志垣です!
今回は10月16日(日)に滋賀県長浜市の南浜漁港で行った「琵琶湖ツーリズム!~大学生が考える環境ボランティアの未来2022(実践編)~」について紹介します!
この活動を行う前に、三大学連携オンライン講座を開催しました。
講座では、関西大学のほかに明治大学、法政大学の学生にも参加していただき、[滋賀県立琵琶湖博物館特別研究員・滋賀県琵琶湖環境部自然環境保全課副主幹]中井克樹(なかいかつき)氏による講義が行われました。
講義の中では、琵琶湖に生息している特定外来生物や琵琶湖の現状、琵琶湖で特定外来生物の駆除を行う際の具体的な活動内容などのお話を聞かせていただきました。
講義の後は、グループごとに分かれて講義についての感想や、環境保全についての考えなど意見交換を行い、普段なかなか関わることのない他大学の学生と交流することができました。
そして、駆除活動当日!
関大生は関西大学から大型バスで出発し、2時間近くバスに乗ったあとJR米原駅で法政大学の学生さんと合流し、活動場所である南浜漁港へ向かいました。
当日は、関西大学29名、法政大学9名の合計38名で活動を行いました。
活動前に、中井氏から今回駆除する「ナガエツルノゲイトウ」の説明や駆除をする際の注意点などをお話いただきました。
そのあと胴長に着替えて、滋賀県から肘まであるゴム手袋と駆除に必要な道具を借りて活動を開始しました。
今回駆除した「ナガエツルノゲイトウ」は、多年草の植物の一種です。繁殖力が強く、引き抜いて駆除を行う場合、茎や葉が少しでも残るとそこからすぐ繁殖してしまいます。
私たちは、網を使い、茎などが残らないようにきれいにナガエツルノゲイトウを駆除しました。午前中はひたすらナガエツルノゲイトウを取り続け、お昼休憩では、見晴らしのいい広場にレジャーシートを敷いてお弁当を食べました。
午後からは、胴長に慣れてきたことや気温が少し下がってきたこともあり、午前よりペースをあげて駆除活動を進めることができました。各グループで駆除したナガエツルノゲイトウは、漁協の方が軽トラックを使って漁港の横の広場に集めました。
一回では軽トラックに乗りきらず、何回か往復して集めなければならないほどたくさん駆除することができました。広場に集められたナガエツルノゲイトウを見ると、全員で駆除した量が一目でわかり、達成感を感じることができました。
駆除活動が終わった頃には、駆除自体のしんどさと暑さが重なってみんなへとへとになっていましたが、到着時はナガエツルノゲイトウに覆われていた水面が、活動後は場所が変わったようにきれいになっているのを見て、琵琶湖の環境を守るため、また漁協の方のためにもやってよかった!と心から感じました。
最後に法政大学の学生のみなさんと写真撮影をし、活動は終了しました。
参加してくださった皆さん、本当にありがとうございました!
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