学生スタッフ養成講座「カードゲームSDGs2030研修会」を実施しました!

 

こんにちはボランティアセンターです。

先日2月26日(水)に「学生スタッフ養成講座~カードゲームSDGs2030研修会~」を行いました

講師として、関西大学卒業生でもある、一般社団法人SDGs推進士業協会 代表理事 植松康太氏にお越しいただきSDGsについてお話ししていただきました。

植松先生は弁護士として活躍される一方で、SDGsに関するセミナー等の実施・コンサルティング、またクラウドファンディングで集めたお金でSDGsに関する絵本を作成するなど取り組みを行われています。

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みなさんはSDGsって知っていますか??

最近では、メディアなどで取り上げられたり、阪急電車のSDGsトレインが走っていたりと目にする機会もあるかもしれません。

私もSDGsって聞いたことはあるけど、詳しく説明してって言われたらちょっと...というレベルでした。

今回の講座でもはじめに「SDGsの17の目標すべていえるよって人!」と聞くと

誰も手があがらなく、みんな聞いたことはあるけどなあという状態からスタートしました。

はじめに"SDGsとは"についてお話ししていただきました。

SDGs(2030年にむけた持続可能な開発目標)世界193か国が参加している

みんなで世界全体をよくしていこう!という取り組みです。

ここに至るまでにどんな歴史をたどってきたのかなどを、パワーポイントを用いてわかりやすくお話ししていただきました。

印象的だったのは、ルワンダという国でもともとはドローンの会社が、ドローンで輸血用の血液を運んでいるというお話しです。自分たちのできることで、社会貢献をするというのでそんな活動をしている会社があるのかと驚きました。

そのあと、2030SDGsカードゲームを行いました!!

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与えられたお金と時間を使って、プロジェクト活動を行うことで、最終的にゴールを達成するというものです。

まずは各々カードをひき目指す"ゴール"を決めます。

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例えば、「大いなる富」というお金が一番大事という価値観を持った人や、「悠々自適」という時間がゆったりたっぷりあるのが幸せだという人、貧困をこの世からなくしたいという人や環境を守りたいという人などの複数の目標があります。つまり、現実の世界と同じように、ゲームの場の世界にもさまざまに異なる価値観をもった人達がいる、ということです。

プロジェクト活動を行うためには、使うお金・時間が決まっており、それによりもらえるお金・時間・またプロジェクトなどがあります。そして達成によって世界の状況がどう変化するのかがかかれています。状況は3つのバロメーター(経済・環境・社会)で定められていますが、例えば経済+1、環境-1などがあります。

ゲームの前半では、自分たちのゴールを達成することを第一に動いているチームが多く

前半戦が終わったころには世界の状況バロメーターは経済が大幅に成長し、環境・社会が全く整っていない数値を示していました。

それを踏まえて、後半では自分たちのことだけでなく、世界の状況がどう変わるのかを見ながら動くチームが増え「環境もっとよくしようよ!」などの声もあがり全員で取り組む流れができました。

自分たちのことだけを考えて動いていくのではなく、世界全体の状況をみながら動いていかなければよい世界はできないということをカードゲームを通して気付くことができました

そのあと、企業のSDGsの取り組みや、私たちができる取り組みについてのお話しをしていただきました。

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考える前に動いてみる!!というのが大事。という話をきき

あんまりわからないからなあと躊躇するのではなくどんどん積極的に動いていくことが自分や周りを変えていく小さな一歩になるのだなと思いました。

世界中には大学生のみなさんと変わらない年代のこたちが自分たちがしたいことに向かって動いているという話は、参加者の学生にとっても刺激的な、興味のある話だったのではないかなと思います。

自分たちが知らないだけで世界中には様々なおもしろい取り組みをしている人がたくさんいるということも知る事ができました。

今回カードゲームなどを通してSDGsについて楽しく学ぶことができ、

今回の学びをどのようにつなげていけるのか、まずは小さな1歩でも行動していけたらいいなと思いました。

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