~知る!聴く!広がる!~ボラcafe全3回開催しました!

 

こんにちはボランティアセンターです(^^)/

12月5日(木)・11日(水)・19日(木)のお昼休みに"お昼ご飯を食べながらボランティアについて気軽に学ぼう!"をコンセプトに~知る!聴く!広がる!~ボラcaféを開催しました

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第1回目は「献血ボランティアについて」大阪府赤十字血液センターの大熊健哲氏にきていただき、お話していただきました。

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みなさん関西大学に毎月献血カーがきていることを知っていますか??

11月には学生スタッフも「献血呼びかけボランティア」を企画し、学生ボランティアさん・赤十字の方々と一緒に"関大生に少しでも献血を知ってもらうキッカケを作る"ことを目的に呼びかけを行いました。

「献血」って言葉は聞いたことがあるけど、実際に「献血」をしたことがある人は少ないと思います。

ボランティアセンターの私も11月のボランティアの際に初めて経験しました。

献血は16歳~69歳まですることができますが、ほとんどが40代以上の方でまかなわれて若い人の献血率は年々減少しているのが現状です。

献血を必要とする人は増えているのに、献血をできる若い人の献血率はどんどん減少しています。

今回献血の現状についてのお話を聞いて、参加した学生からは

・献血のことを今まで詳しく知らなかったが、献血の現状を知り私たちももっと献血に協力してくれる人が増える工夫を考え、取り組んでいきたいと思った。(政策・2年次生)

・自分も献血に協力したいと思った。(文・2年次生)

専門の方の話を聞ける貴重な時間でよかったです。(商・2年次生)

との声をいただきました。

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今回お話の中でありましたが、献血を経験した人に聞いた「献血をした理由」の1番多かった理由は、「友達・会社など周りの人に勧められたから」でした。

学生からの感想にもあったように、まずは「知る」ことが大切だと感じました。

そして若い世代のみなさんがからの声として、発信していけたら少しづつ現状も変化していくのではないかなと思いました。

今回少しでも「知る」キッカケをボラcaféで作ることができ嬉しく思っています。1月にも献血カーが関大へきます!

このブログを読み少しでも興味をもってくれた方はぜひ一度足を運んでみてください。

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第2回目は「学習支援ボランティアについて」特定非営利活動法人 あっとすくーるの渡 剛氏・柴原 渓氏にきていただきお話していただきました。

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みなさんは日本という国は裕福だと思いますかそうではないと思いますか

では、日本の子どもたちの貧困率は高いと思いますかそうではないと思いますか

日本の子どもの貧困率は13.9%で7人に1人ですが、ひとり親家庭の子どもの貧困率は50.8%で2人に1人となります。(参考:あっとすくーる資料)

では貧困とはなんでしょうか

あっとすくーるでは「日本で暮らす多くの子どもたちにとっての"当たり前"が享受できないこと」としています。

大阪の子どもたちの8割以上は塾に通っている環境で、塾に通えないということもまた"当たり前"が享受できていないのではないかと考え、誰にでも努力する環境が与えられるべきだと『学習支援』の活動を行われています。

では『学習支援』とはなにか。

あっとすくーるでは授業だけでなく、学際やオープンキャンパスへ一緒に行くなど授業外でも活動されています。

このブログを読んでくださっている方は大学生の方が多いと思いますが、

お話の中で「大学生のみなさんにしかできないこと」をお話してくださいました。

学習支援と聞くと、資格もなにもない大学生にできるのかと不安に思う方もおられるかもしれません。

しかし子どもたちと年が近いみなさんだからこそ、子どもたちと近い目線で向き合うことができます。

今回のお話の中で子どもたちと「年齢が近い」大学生ならではの強みがあるということを聞くことができ、参加した学生からは

大学生だからこそできるというところにとても興味をもちました。(政策・2年次生)

普通と思っていることが世界から見ると全然普通じゃないんだなと思った。(化・1年次生)

・ちょっとやってみようかなと思えた。(社・2年次生)

と大学生の自分たちだからことできることがあるのなら、やってみたい!という声をたくさん聞くことができました。

気軽に質問もできる対談方式のボラcaféだからこそ、終わったあとやお話の途中にも質問が飛び交いとても有意義な時間を過ごせたと感じました。

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年内最終回である第3回目は「国際ボランティアについて」気がつくと国際ボランティアをしていたという話~キルギス共和国と関わる理由とその魅力~について株式会社毎日エデュケーション 大阪支社長 石渡 章義氏にきていただき、お話していただきました。

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さてみなさんは「キルギス共和国」という国を知っていますか??

あまり日本では知られている国ではないかもしれませんが、

キルギス共和国の人々は、昔日本人とキルギス人は兄弟だった?といわれるほど日本人にそっくりな顔をしています。

とても親日な国で、東日本大震災の際には一番最初に物資として水を2.5トン届けてくれた国でもあります。

石渡さんはキルギスでマラソンを開催し走る文化を伝えるために、Tシャツなどを寄付したり、寄付金の受付・寄付Tシャツの受付、また日本にくるキルギス人留学生のサポートなどの活動をされています。

また、関大生も国際部の国際プログラムの一環として昨年は5名の学生がキルギスへ行くなど交流もあるということを聞きました。

今回話を聞くまで「国際ボランティアって??」「キルギスってどこにあるの??」

と未知のことばかりでしたが、海外へ行って活動することだけがボランティアではなく、キルギスへ遊びに行き情報発信をすることだけでも知名度をあげるための貢献になるとお話をしていただきました。

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参加した学生からは、

・国際と聞くと、自分とは無縁なものだと思っていたが、意外と身近にあるものなんだと感じました。(社・1年次生)

・国際ボランティアというと、実際に現地へ行って活動するものばかりだと思っていたが、物資を送るな日本からでもできることがあると分かった。私たちにも何かできることはないか考え、取り組んでいきたいと思った。(政策・2年次生)

・キルギスのことを今まで知らなかったが、様々なことを教えていただき、興味を持つきっかけとなった。(政策・2年次生)

との声をいただきました。

「知る機会」がないと知らないままだったかもしれないキルギス共和国。

自然が豊かで、人が親切で、はちみつがおいしくて(笑)

とても魅力的な国だと今回知ることができ、一度行ってみたいと思いました。

また、今回関西大学サッカー部より旧型のユニフォームを段ボール箱2箱分寄付させていただきました!

関西大学サッカー部のユニフォームがキルギスへ届けられます。

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~知る!聴く!広がる!~ボラcafé全3回を通して、

今まで知らなかったことを知ることができ、みなさんの世界が広がるキッカケに少しでもなっていたらとても嬉しいです。

これからもボランティアセンターでは、みなさんがボランティアについて興味をもつキッカケを作っていけたらいいなと思っていますので、みなさんぜひご参加お待ちしております

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