2025年度秋学期『初級手話講座(堺キャンパス)』を開講しました

2025年12月05日

 学生相談・支援センターでは、聴覚障がいのある方とのコミュニケーションツールとなる手話を学ぶ機会として、手話講座を開講しています。

 

 この秋学期は堺キャンパスにて「初級手話講座」を開講しました。(公社)大阪聴力障害者協会から講師をお招きし、10月から12月にかけて、全6回の日程で実施しました。

 

 講師の丁寧で分かりやすい指導で、自分の名前を手話で表したり、物のかたちや動きを表すことから始まり、指文字を覚えて、コミュニケーションできる内容も増え、最終的には自己紹介を披露できるまでになりました。手と表情、口の動きで自分の気持ちを相手に伝えることの難しさと、手話で会話をすることの楽しさを実感したようで、終始笑顔の絶えない楽しい講座となりました。

 

 アンケートでは「千里山キャンパスで毎年開講されているものの、授業の都合で参加できなかったため、今回受講できたことを心から嬉しく思っています」「毎回が非常に濃く充実した学びで、もっと長く、継続して学びたいという気持ちが強く残りました」「習った手話を忘れないためにも、手話のサークルなどが地元にあれば、参加してみたいと思いました」「継続して練習する環境を自分で作っていきたいと思います」「ろう者の先生から手話を教われたことで、より実践的な部分があるんだろうなと思いました」「聞こえないことで感じること、経験したエピソードなど、たくさん聞かせていただき、知らない世界を教わることができました」など、さまざまな感想がありました。