学生相談・支援センターでは、聴覚障がいのある方とのコミュニケーションツールとなる手話を学ぶ機会として、手話講座を開講しています。
秋学期は初級および中級クラスを開講しました。(公社)大阪聴力障害者協会から講師をお招きし、10月から11月にかけて、全6回の日程で実施しました。
「長年手話に関心があった」「全くの初心者だが学校内だと安心」という学生たちから、多くの申込がありました。
初級クラスでは、講師の丁寧で分かりやすい指導で、指文字から始まり、新しいことを学ぶにつれて、コミュニケーションできる内容も増え、最終的には自己紹介や日常生活での会話までできるようになりました。手と表情、口の動きで自分の気持ちを相手に伝えることの難しさと、手話で会話をすることの楽しさを実感したようでした。中級クラスでは、日常使用する手話について実践的に学びました。
アンケートでは、「はじめは1つもわからなかったけれど、最終回では自己紹介ができるようになり、受講して良かった」「聴覚障がいのある方と交流でき、直接教えていただき実践できたことはとてもいい経験になった」「実生活で役立つような手話を学べた」「とても内容の濃い6回で、初めて学ぶ人にもわかりやすい講座だった」「これからももっと勉強していきたい」など、さまざまな嬉しい感想がありました。