2025年度春学期『手話講座(初級) In 高槻ミューズキャンパス』を開講しました
2025年06月30日
学生相談・支援センターでは、聴覚障がいのある方とのコミュニケーションツールとなる手話を学ぶ機会として、手話講座を開講しています。
この春学期は「高槻ミューズキャンパス」にて「手話講座(初級)」を開講しました。(公社)大阪聴力障害者協会から講師をお招きし、5月から6月にかけて、全6回の日程で実施しました。
「手話を学べる機会は貴重で、自分のキャンパスである高槻ミューズで学べるのはとても便利」「小学生の頃から漠然と手話に興味があったものの、機会がなく勉強していなかったので、大学で学ぶことができて良かった」という学生たちから、多くの申込がありました。
講師の丁寧で分かりやすい指導で、自分の名前を手話で表したり、物のかたちや動きを表すことから始まり、指文字を覚えて、コミュニケーションできる内容も増え、最終的には自己紹介を披露できるまでになりました。手と表情、口の動きで自分の気持ちを相手に伝えることの難しさと、手話で会話をすることの楽しさを実感したようで、終始笑顔の絶えない楽しい講座となりました。
アンケートでは「ろうの先生に教えてもらったことが、個人的に実のある学習になった。耳が聞こえない人にしか分からない事や実体験が聞けることも含めて、リアリティを感じることが出来た」「はじめはどのようにして会話をするのだろうと少し不安だったが、口の形や筆談で会話ができて、ここまで意思の疎通ができるとは思っていなくて驚いた」「手話を覚えていなくても先生の手話がなんとなくでも理解でき、自分が思っていたよりも聴覚障害がある方とお話するのはハードルが高くないということを実感できた」「楽しく手話を学べてこれからも手話の練習を続けようと思った」など、さまざまな嬉しい感想がありました。