2023年度秋学期末懇談会を開催しました!

2024年02月02日

 障がいのある学生に対する修学支援関係者が一堂に会し、意見交換をとおして活動をさらに充実させることを目的に、学期末懇談会を130日に開催し、学生支援スタッフ、支援制度利用学生を含む障がいのある学生など約60名が参加しました。

 林センター長のあいさつから始まり、活動報告会では、今年度企画委員が取り組んだ「バリアフリーマップの改訂」について報告がありました。キャンパス内のだれでもトイレ、エレベーター、建物の出入口の段差などを調査、写真撮影し、分かりやすいマップにするにはどうしたらいいか、必要な情報を提供するにはどうしたらいいかなどを議論しバリアフリーマップを作成しました。企画委員からは、「活動をとおして、今まで気にしていなかった部分に気がつき、視野が広がった。」「もっと誰にでも優しいキャンパスになったらいい。」といったコメントがありました。

 続いて、4年次生の障がい学生2名とコーディネーターが登壇し、大学4年間を振り返るとともに、自らの障がいをどう捉えているかなど、熱く語り合いました。「学生支援スタッフは、心の支えだった、情報提供以上の役割だった。」「上手くいかないなかで上手くいくにはどうしたらいいか考えた。」「障がいありきではなく、個人を見てくれることが嬉しい。」「工夫することで生活が豊かになった。」などのコメントがありました。

 また、参加者も「障がい×大学」の答えを自分の言葉で書きました。

 その後の、交流会では、企画委員による「ビンゴゲーム」で盛り上がり、フリータイムでさらに懇親を深めました。参加した4年次生の学生支援スタッフには、林センター長から感謝状が手渡されました。

 最後に学生相談・支援センター神藤グループ長からは、「好きなことを見つけて、楽しんでください。」とのコメントがありました。