学生相談・支援センターでは、聴覚障がいのある方とのコミュニケーションツールとなる手話を学ぶ機会として、手話講座を開講しています。

秋学期は、初級クラスと中級クラスの2クラス開講しました。大阪ろうあ会館から講師を招き、10月から12月まで全8回の日程で、実施しました。

　初級クラスでは、講師の丁寧で分かりやすいご指導で、指文字から始まり、最終的には簡単な日常会話まで話せるようになりました。「他の受講生と手話で会話が出来て楽しかった、これからも学びたい、中級クラスも受講したい」という感想がありました。

　中級クラスは、春学期に初級クラスを受講された方、手話サークルに所属されている方、独学で学んでこられた方等が受講され、より実践的な手話を学びました。最終授業は、思い思いのテーマのスピーチを手話、指文字、身振り、視線などを使って表情豊かに表現しました。

「会話できることが増えて楽しかった、ペアで練習できて勉強になった、これからも手話を学んでいきたい」という感想がありました。

　初級中級クラスともペアでの会話練習も多く、学部や学年の関係なく、お互い助け合いながら学べたのもよかったようです。手と表情、口の動きのみで自分の気持ちを相手に伝えることの難しさと手話で会話をすることの楽しさを実感したようでした。