2023年度春学期末懇談会を開催しました!

2023年08月07日

 「学期末懇談会」は、障がいのある学生に対する修学支援関係者が一堂に会し、意見交換と交流をとおして、活動をさらに充実させることを目的に開催しています。

 731日、学期末懇談会を開催し、学生支援スタッフ、支援制度利用学生を含む障がいのある学生、教員など約50名が参加しました。

 林センター長の挨拶から始まり、コーディネーターから2023年度春学期の活動状況の報告の後、代筆支援活動に従事した学生支援スタッフ3名と利用学生1名が登壇し、報告を行いました。

 報告会では、代筆支援活動に従事した学生支援スタッフから、「利用学生が後で読み返したときに分かるよう工夫した」、「利用学生に聞いて、確認しながらやり方を調整した」、「専門ではない授業や、未修の外国語など未知の授業で代筆する際に、事前にメモなど作成し、間違えないように気をつけた」など、各々が自分で考え、工夫しながら、臨機応変に対応した報告がありました。

 また、意識的に話し合う関係を作ったという学生支援スタッフからは、「頼りにされていると感じて嬉しかった」という感想もあり、利用学生と学生支援スタッフの信頼関係が築かれた様子が分かりました。利用学生からも「学生支援スタッフの支援を得られて、プレッシャーなく授業に専念できた」とコメントがありました。

 参加した教員からも、「教員の立場から、学生支援スタッフが入っていると安心感がある」、「利用学生にとっても、学生支援スタッフとの関わりは、要望の伝え方を学ぶ機会になる」、「利用学生、学生支援スタッフ、教員が連携することが大切である」などのコメントがありました。

 そして、交流会では、企画委員による「関大クイズ」で盛り上がり、フリータイムでさらに懇親を深めました。

 最後に学生相談・支援センター神藤グループ長からは、「たわいもない話をしたりする時間も大切にして、楽しみを見つけたり、今しかできないことをやってください」とのコメントがありました。