2022年度 秋学期末懇談会を開催しました!

2023年02月03日

 「学期末懇談会」は、障がいのある学生に対する修学支援関係者が一堂に会し、修学支援活動の振り返りと交流をとおして、活動をさらに充実させることを目的に開催しています。

 今回は、新型コロナウイルス感染症対策をとりながら、対面で130日に開催し、学生支援スタッフ、利用学生、身体障がいのある学生、教員など合わせて、約50名の参加がありました。

 3年ぶりに企画委員が活動し、「学生相談・支援センターの紹介動画」を作成したことから、活動報告会では、この動画を視聴しました。企画委員からは、「この動画をきっかけに、学生支援スタッフのことも知ってもらい、活動に参加したいという学生が増えてほしい」「チームでの活動が楽しかった」「利用学生と関わる機会になった」というコメントがありました。

 続いて、「公開座談会」では、卒業を控えた4年生4人が登壇し、学生支援スタッフの活動を含めたコロナ禍の大学生活について語り合いました。「大事なのは、その世界を知ろうとする一歩を踏み入れること、そのきっかけになった」、「支援を受け取る側の人がいることを考える良い機会になった」「自発的に行動できるような力を育むことができた」といったことが話されました。

 その後、近森コーディネーターから「コーディネーターからみた障がい学生支援の価値~環境としての人 beingの観点から~」のテーマで話がありました。現場で支援に携わるコーディネーターならではの視点から「適切なサポートにより、関係が深まり、語り合う喜びがある」「支援する人、支援される人といったものを超えて人と人とのお互いに受け取るものがあり、その中でお互いの個性が磨かれていってスタッフという集団が出来上がる」といった話があり、参加者は熱心に耳を傾けていました。

 その後の交流会では、フリートークで交流を深め、参加した4年生には、林センター長から感謝状が手渡されました。

 最後に学生相談・支援センター神藤グループ長からも「出会って、知って、お互い拓かれる部分がある。そんなご縁も大切にしていきたい」とのコメントがありました。