2022年度秋学期手話講座を実施しました!

2022年12月12日

 学生相談・支援センターでは、聴覚障がいのある方とのコミュニケーションツールの一つである手話を学内で学ぶ機会として、手話講座を開講しています。

 

 秋学期は初級クラスと中級クラスの2クラス開講しました。

 

 大阪ろうあ会館から講師を招き、10月から12月まで全8回の日程で、実施しました。

 

 初級クラスでは、自分の名前や指文字、挨拶などから学び、8回目の授業では、グループに分かれて、お互いに教え合ったり、講師の方に質問したりして、自分の話したいことを手話で表していきました。また、ペアになっての会話練習もありました。

受講生から、「一緒に楽しく学べた、楽しみながら自然と手話を覚えることができた、中級クラスも受講したい」という嬉しい感想がありました。

 

 中級クラスは、春学期に初級クラスを受講された方がたくさん参加されました。受講生の要望を取り入れ、会話練習を多くした授業内容でした。8回目の授業は、1人ずつテーマを考えて23分のスピーチをしました。出身県のこと、料理が得意な母とのやり取り、趣味、ペット、アルバイトのことなどみなさんそれぞれ手話、指文字、身振り、視線などを使って表情も豊かに表現しました。「練習して、スピーチで自分の話したいことが言えるようになった、一緒に勉強できることが楽しい、これからも学び続けたい」とこちらも嬉しい感想がたくさんありました。

 

 どちらのクラスもペアでの会話練習が多くあり、実際に手話で表すのも、手話で表しているのを見るのもとても勉強になったようです。