2021年度 点訳講座を実施しました!

2021年12月21日

学生相談・支援センターでは、目の不自由な人が利用する点字の仕組みや基礎知識を学ぶ機会として点訳講座を開講しています。

 

今年度は1022日から1210日まで、吹田市社会福祉協議会 点訳グループ「あい」の方を講師に招き、全8回の日程で実施しました。

 

講座では、初回から点字器を使い、受講生はとても熱心で、最初はたどたどしかった点字の打ち方も、

回を重ねるにつれスムーズに打てるようになっていました。

 

最終回には、関西大学の卒業生で視覚障がい当事者でもある田渕さんを招き、学生時代の経験談などを話していただきました。

数年前に着付けを学んだそうで、お洒落な着物姿で現れた田渕さんの明朗快活なお人柄と楽しい話術に、受講生は引きこまれていました。

そして、受講生たちには、事前に点字で田渕さんへの質問を打ってくることが課題として課されていて、田渕さんにそれを確認してもらいながら

回答していただくという体験もしてもらいました。どの質問もスムーズに伝わったようで、受講生にとって、自信に繋がる有意義な経験となりました。

 

点訳を習った皆さんには、この講座で得た貴重な経験と、素晴らしい出会いを、今後につなげていってほしいと思います。

講師の点字に仕組みや基礎知識の話を聞く受講生の様子

講師から点字の仕組みや基礎知識を学びました

点字の仕組みについて学ぶ受講生の様子

     点字の仕組みを理解することが大切です

最終回にお招きした関西大学卒業生の田渕さん

              最終回でお話いただいた、関西大学卒業生の田渕さん