2020年度秋学期末懇談会を開催しました!

2021年02月09日

 「学期末懇談会」は、障がいのある学生に対する修学支援制度の利用学生・学生支援スタッフ・授業担当教員・センター関係者の意見交換と交流を通して、次年度以降の活動をさらに充実させることを目的に開催しています。

 今回は対面とオンラインを併用する形で2021129日(金)に、「秋学期末懇談会」を開催し、あわせて36名が参加しました。

 

 当日は、秋学期の活動状況の報告の後、学生支援スタッフ及び利用学生からの報告を行いました。

 3名の学生支援スタッフからは、今年度の活動を振り返り「普通に大学生活をしているだけでは身につかない視点を持てるようになって良かった」、「最初は不安だったが、ペアと協力して活動することで自信が持てるようになった」などの報告がありました。

 

 また、利用学生からは、「授業を重ねるごとに支援がより良くなっていた」と感想が述べられました。さらに、卒業予定の利用学生から、修学支援制度を利用した4年間を振り返って、「学生支援スタッフが活動の中でもフレンドリーに接してくれるので会話を楽しめてよかった」、「他の障がい学生も、関大には支援センターがあるので、あまり不安に思うことなく大学生活を楽しんでもらえたらいいと思う」といったメッセージを含んだ動画を配信しました。

 

 最後に、今年度をもってご退職される学生相談・支援センター専門委員の社会学部 加納先生より、ご自身の経験を含めながら、センター開設からの8年間を振り返ってお話しいただきました。特に、「障がいをギフトとして、強みに変えて社会に役立てていく」という加納先生の思いに、参加者は心を強く動かされた様子でした。

「利用学生と支援スタッフが共に主役となって、教職員のバックアップのもと、多様な学生がともに学べる、インクルーシブなキャンパスを作り上げていることが感じられ、嬉しく思う」、「これからもより良い支援につなげるために、学生相談・支援センターが核となっていろいろな形で活動していってほしい」とのお言葉もいただき、次年度の活動に向けて、より一層の励みとなりました。



 

秋学期末懇談会の様子1
秋学期末懇談会の様子2
秋学期末懇談会の様子3
秋学期末懇談会の様子4
秋学期末懇談会の様子5