『支援活動の報告会~COVID-19下での修学支援実践レポート~』を開催しました

2020年12月24日

 学生相談・支援センターでは、今年度実施した修学支援の報告の場として、『支援活動の報告会~COVID-19下での修学支援実践レポート~』を開催しました。

 

 128日(火)に教職員・学生を対象に開催した報告1「遠隔授業における障がい学生支援の取り組み ~情報保障を中心に~」では、身体障がいのある学生、特に聴覚障がい学生に対する支援を取り上げ、障がい学生・学生支援スタッフともに在宅となった状況下で実施した、遠隔でのパソコンテイク・文字起こし・動画の字幕編集などの活動について報告を行いました。

 今年度、遠隔情報保障などに取り組むことで、修学支援の幅が広がっただけでなく、学生の持つポテンシャルの高さを実感すると共に、同じキャンパスで障がいのある学生と共に学ぶ良さについても改めて感じる機会となったとの報告をしました。

 

 1210日(木)に教職員を対象に開催した報告2「遠隔と対面における修学上の困難と支援」では、精神・発達障がいのある学生に対する支援を取り上げ、遠隔授業の実施に際し、例年には見られなかったzoomLMSに関しての相談が多く寄せられたことについて、事例を挙げつつ、具体的な支援策について報告を行いました。

 修学支援を行うなかで見えてきた遠隔授業と対面授業それぞれのメリット・デメリット、来年度に向けての課題などを報告しました。

 

 今回は、新型コロナウイルス感染症の関係により、zoomでの開催となりましたが、報告1では40名、報告2では32名と多くの方々にご参加いただきました。

 

 

 

報告1の様子
報告2の様子