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【馬術】全日本学生大会の総合馬術競技団体で関西大学は5位入賞! 中村主将「悔しい思いの方が強い」

全日本学生馬術大会2019が10月31日から11月5日までの6日間、三木ホースランドパークで行われ、4、5両日に馬場馬術、クロスカントリー、そして障害馬術の3種目の総合で争われる第62回全日本学生賞典総合馬術競技大会団体で、荒川将暉(文学部1年)・福島秀太(人間健康学部2年)・中村大樹主将(総合情報学部4年)の3選手が出場した本学馬術部は、団体合計減点194.7点で5位入賞を果たしました。

「5位という結果には正直悔しいという思いが強い」と言葉を搾り出すように心境を語った中村主将。「僕が障害(馬術)で障害の落下を減らすことが出来ていれば4位にもなれたし、もしかしたら3位にも上がっていたかもしれないので悔しい思いの方が強い」。

総合馬術競技団体で関西大学の1つ上の帯広畜産大学の団体合計減点は194.4点で、関西大学とはわずか「0.3点」でした。中村主将が話す障害馬術競技での“障害の落下”は、1回で「4点」の減点がなされます。同競技で関西大学のトリを飾った中村主将は、昨年の同大会障害馬術競技個人で優勝を果たすなど名実ともに関西大学のエースで、主将としてもチームを全国の舞台へとけん引してきました。その中村主将がよもやの2度の障害落下で「8点」の減点をもらい、結果的にはその減点が4位と5位を分けることになりました。

また、3位の慶應義塾大学の団体合計減点は182.7点で、関西大学との差は「12点」でした。「クロスカントリーでもう少しレベルアップすれば、もう少し減点を落とせるところがあった」と阿部真哉監督も唇をかみ締めたクロスカントリーでは、「1番(走者)で緊張してしまい、タイムがこぼれてしまった」と反省を口にしたルーキー荒川が9.2点、中村主将が12.8点と粘り強い騎乗で減点を抑えましたが、福島がコースを間違えるなどあって34点の大きな減点をくらいました。この福島の大きな減点は、ちょっとした油断が招いたものだったのかもしれません。

「予選の時には(三木ホースランドパークのコースを)下見で動画などを撮りながら、それを宿舎で見たりして頭の中でイメージすることをやっていたが、今回はまた(予選と)同じところでやるということで、そういうことをせずに頭の中だけでイメージしたことだけをやった。予選の時よりも万全な状態で挑めなかった」

福島はクロスカントリーの後に行われた障害馬術では、きっちりと立て直してチーム唯一となる減点なしのパーフェクトの騎乗を見せました。これには2007年の同大会障害馬術個人・団体でともに日本一になった中谷彩夏コーチも「障害は素晴らしかった」と賛辞を送っていました。

クロスカントリーでの大きな減点が響いて、3位の慶應義塾大学を上回ることが出来ずに、2017年大会以来2年ぶり4回目となる表彰台を僅差で逸した関西大学。福島は「全員がベストを尽くしての5位だったら悔いなく終わるけど、ちょっともったいないところが多かった。それをなくせばもっと上に行けた」と振り返るように、最後まで悔しさの残る大会となりました。

「総合(馬術)に関しては1、2年生が出場して、それなりの成績を残すことが出来た」と荒川、福島の若手を評価した阿部監督。その上で「もう少し馬に対して強く当たれるところ、心の部分だと思うけど、それを練習の中で強化して自信をつけさせていきたい」と話し、本大会でのリベンジを来季の主軸となる2選手に託していました。

<総合馬術のクロスカントリー&障害馬術、阿部監督や中村主将などのインタビュー動画を下記にて配信中!>

総合馬術競技大会団体のクロスカントリーに挑む中村主将

総合馬術競技大会団体の障害馬術を減点なしのパーフェクトで終えた福島

インタビューに応じる(右から)中村主将、福島、荒川

【動画】全日本学生馬術大会総合馬術競技の模様や、阿部監督、中村主将・福島・荒川インタビュー
http://www.kansai-u.ac.jp/sports/media/IMG_OATM6890.MOV

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