日韓交流プログラム受け入れ&ハワイからの高校生来校
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本校では、今年度より、韓国の文化・語学学習や、韓国の華城市にある東灘(ドンタン)国際高等学校(Dongtan Global High School、동탄국제고등학쿄)と交流する日韓交流プログラムを開始しました。そして、5月30日(木)・31日(金)に韓国側から10名の生徒が来校し、授業を一緒に受けたり、京都で一緒に伝統文化体験をしました。31日には、ハワイにあるミリラニ高校(Mililani High School)から9名の高校生も来校し、日本、韓国、アメリカ3カ国での交流を行いました。
〇5月30日(木)韓国生徒受け入れ1日目
朝、高等部1・2年生の本校プログラム参加者たちが西門で韓国の生徒達を迎え、一緒に各教室へ向かいました。生徒達は、韓国の生徒がどんな子なのか少し緊張した様子で、中には前日から寝られないほど楽しみにしていた生徒もいたようです。前日の韓国語講座では、韓国の生徒さんたちの名前の読み方と発音を講師の先生に教えてもらう様子も見られました。
韓国の生徒達は職員室で挨拶をしたあと、校長室で本校教員からオリエンテーションを受け、2時間目から授業に参加しました。
本校の国際交流では、バディ制度を基本としています。本校生徒と相手校生徒が1対1でペアになり、学校生活や課外活動をサポートしながら一緒に活動を行います。今回のお昼ご飯も、バディ生徒にレストランでおすすめメニューの説明をしたり、注文の仕方を教えたりしながら、一緒に楽しみました。
午後からは、電車で京都に向かい、日本の文化体験として和菓子作りと、駅周辺を一緒に散策しました。
〇5月31日(金)韓国生徒受け入れ2日目・ハワイ高校生来校
31日には、ハワイからも高校生が9名来校しました。韓国生徒・ハワイ生徒ともに、バディ生徒と西門で合流し、各教室で一緒に授業を受けました。
ハワイの生徒達は高等部2年生とバディを組み、授業に参加しました。高校2年生の英語の授業では、2年生の国際交流委員が中心となって運営し、3カ国の生徒が交じってグループを組み、Jeopardyというゲームを楽しみました。
2時間目と5時間目には、初等部の2年生・3年生との交流授業に参加しました。韓国から、めんこに似た遊びの「タッチチギ」や、離れた場所から矢を投げて壺に入れる「トゥホ」という遊びの道具を持ってきてくださり、ハワイの高校生達もまじって一緒に遊んだり、初等部生にハングルを教えたり、民族衣装の韓服を着せてくれたりと、初等部生にとっても良い文化交流の時間になったようです。
31日の最後には、日韓交流プログラム参加者、ハワイの高校生と本校バディ生徒で文化交流セッションを行い、同じカードを持っている人を探してグループを決めるところから、ハワイ生徒や韓国の生徒の名前を平仮名や片仮名でどう書くかを教えたり、逆にハワイ生徒や本校生徒の名前をハングルでどう書くのかを教えてもらったり、アニメや学校について話したりしました。授業の関係で参加がギリギリになった生徒もいましたが、最後は全員揃い、バディ生徒との時間を楽しみました。お別れの時には、名残惜しさで涙を流す生徒が続出しました。
2カ国の生徒の同時受け入れは本校としては初めてでしたが、国際交流委員や日韓交流プログラム参加者など、生徒のみなさんが中心となって取り組んだことで、とても有意義な時間になりました。
本校の日韓交流プログラム参加者は、12月に韓国を訪問予定です。また、今回の交流を機に、韓国・東灘国際高等学校、米国(ハワイ)・ミリラニ高校との関係もさらに強化していきたいと思います。
「韓国、日本、米国 国際文化交流 高校訪問プログラム」