10月5日（木）、高等部２年生のHCI（シンガポール）短期交換留学プログラム参加生徒が、初等部の４年生と交流授業を行いました。高等部生は「地理」「多文化共生」「日本とシンガポール」「食文化」「福祉」の５グループに分かれ、シンガポールについて学んでいる初等部４年生にプレゼンテーションを行いました。

　プレゼンテーションはプログラムの事前学習の一環として従来から実施してきましたが、今回は初等部生に対しての発表ということもあり、スライドの漢字にふりがなをふったり、難しい言葉はわかりやすい言葉に言い換えたり、写真やクイズをたくさんいれるなど、どうすれば初等部の子どもたちにとってわかりやすいかを色々考えて準備をしました。アラブストリートの写真を見てどこの国かを答える問題では、その見た目からたくさんの初等部生が「インド！」と答えましたが、「実はこれはシンガポールなんだよ」というと驚きの声があがりました。「中国から来た人たちやインドから人たちなど、いろんな文化を持つ人たちが一緒に暮らしているからね」と説明すると、初等部生からも「なるほど」「神戸の中華街みたいな感じかな？」と声があがっていました。そのあと、初等部生からシンガポールについていろんな質問がありました。

　HCI（シンガポール）短期交換留学プログラムでは、11月に本校の交流校であるシンガポールの名門校・Hwa Chong Institutionから生徒8名を受け入れます。3月には、今回のプログラム参加生がシンガポールを訪問し、１週間Hwa Chong Institutionに通います。