6月10日（土）、高等部11名が、関西大学千里山キャンパスにて、高大連携プログラムに参加しました。関西大学環境都市工学部の飛田哲男先生から、都市システム工学科の学科説明をしていただきました。学科で学べる具体的な内容、大学生活、教員免許に関することから卒業生の進路状況に至るまでわかりやすく説明いただき、大学進学を具体的に考えるよいきっかけを与えてくださいました。また、安室(やすむろ)喜弘先生からは模擬授業をしていただきました。最初に都市システム工学科の２つのコースについてお話頂き、都市システム工学科は、まちづくりとスマートシティ、レジリエンスを基本とした都市の防災・環境・交通問題を解決し、安全・安心で快適な未来都市を創造することを目的としていることをご説明頂きました。次に、道路・ガス・水道等のインフラが抱える老朽化と技術者の減少という問題についてお話頂きました。特に設備はどの程度老朽化しているのかが分かりにくいため、いかに費用・手間をかけずに老朽化の程度を把握するのかについて研究されているということをご説明頂きました。 身近な話から今後の社会で求められそうな具体的なアイディアまで多岐にわたるご講義をしていただき、生徒にとって有益な機会になりました。