６月10日（土）、高等部12期生の卒業研究発表会（本選会）をミューズホールにて実施しました。

本選会は、５月27日（土）に実施された予選会において選考されました、最優秀発表者４名が登壇しました。

当日は、松村 湖生校長、そしてプロジェクト委員長の山口 未来斗さんの挨拶にはじまり、発表時間12分、質疑応答12分で発表が行われ、本学関係者、高等部１～３年生が聴衆者として参加しました。

人間系列　国際協力ゼミ　尾崎　瑞巴　さん

『日本における重国籍の是非と国籍選択-国際結婚をした夫婦とその子どもについて考える-』

安全系列　危機管理ゼミ　森　勇人　さん

『多剤服用の危険性と薬の付き合い方-今、本当にこの薬を飲む必要があるのか-』

自然系列　自然環境ゼミ　井手　祐花　さん

『昆虫を利用した飼料削減の方法-新しい食糧生産への可能性-』

社会系列　経済産業ゼミ　合田　真乃祐　さん

『能勢町における物流サービスの最適化』

各発表後に行われた質疑応答では、１年生から３年生まで多くの質問が飛び交い、白熱した議論が展開されました。

また、４名の発表終了後には、「３年間の探究活動をふりかえって」というテーマで、プロジェクト委員との座談会を行いました。

プロジェクト委員会から、「各学年での活動がどのように論文作成につながったのか」、「課題研究を進めるにあたっての注意点」などをインタビュー形式で対談し、高校１・２年生にとっては今後どのように課題研究を進めていくかを学ぶ機会となりました。

最後には、関西大学副学長（法学部教授）の大津留智恵子先生より発表者および高等部生に向けた講評と温かいメッセージをいただきました。

３年生にとっては、研究成果の集大成の場となり、１・２年生にとっては、これから目標を持って研究を進めていくモチベーションアップの機会となりました。