3月8日（水）3時間目にベネッセコーポレーション学校担当統括の逢阪昌也さんを講師としてお招きし、「書くことは考えること～志望理由書の基本的な書き方について～」という表題にて、お話をうかがいました。

　志望大学への志望理由を固めておくこと、入学後に学びたいことを持っておくことを、以下の点についてお話していただきました。

　　・志望理由書で何を見られるのか？

　　・志望理由書はどう評価されるのか？

　　・説得力ある志望理由書にするためには？

　　・志望理由書の構成の仕方

　　・高校生がはまりやすい落とし穴

　　・学びたいことと社会のかかわり

　実際に高校生が書いた志望理由書に対して、試験官になったつもりでどういった手直しが必要なのかを考え、周囲で共有しました。論理的に書くことのコツや、自己アピールの書き方、相手を納得させるために何を書かなければならないのかなどを、丁寧に説明していただきました。

　『KANSAI UNIVERSITY大学案内2023』を用い、関西大学のアドミッションポリシー、カリキュラムポリシー、ディプロマポリシーについて触れ、志望理由書を書く上で〈大学が求める人材について知ることは重要である〉とアドバイスしていただきました。

　卒業見込者入学試験をはじめ総合選抜入学試験などで必要となる「志望理由書」作成が、春休みの課題として配布されました。大学の各学部について、各自が研究してこの課題に取り組んでくれることを期待しています。