高等部2年 × Hwa Chong Institution × 筑波大学附属高校 2022 オンライン交流会
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本校では、例年シンガポールの名門校であるHwa Chong Institution(以下HCI)と短期交換留学を行っています。しかし、新型コロナウイルス感染症拡大の影響のため交換留学を一時停止しています。そこで、コロナ禍でも可能な「新しい学びの形」として、同時期にHCIと交流プログラムを実施している筑波大学附属高等学校とも協力し、3校によるオンライン交流(Zoom使用)を行っています。オンライン交流会とともに英語集中トレーニングを12月に予定しており、交流会後も学びを継続できるプログラムになります。
本校から高等部2年生の6名、筑波大学附属高等学校から10名、HCIから12名の生徒がオンライン交流会に参加しました。
<プログラム内容>
① 事前交流
バディーマッチング、自己紹介動画の交換
② 情報交換
プレゼンテーション動画(それぞれの国の文化や生活・学校について)の作成・交換
③ 事前学習
・シンガポールについての調べ学習(シンガポールに関する書籍を使用)
・ディスカッションに向けた準備
④ 交流当日 11月15日(火)
・アイスブレイク(HCI生が準備してくれたゲームをグループごとに実施)
・ブレイクアウトルームに分かれてグループトーク
(事前に共有されたプレゼンテーション動画の内容について)
・グループディスカッション
(TOPIC:"Global warming - Young people's contribution to solve the global warming problem" )
・全体ディスカッション
・オンライン集合写真、生徒代表挨拶など
⑤ 事後交流
バディーとの手紙交換、SNSを通じての交流
⑥ 事後学習 英語集中トレーニング(協力: (株)アイエスエイ) ※12月12日(月)、13日(火)に実施予定
・英国ネイティブ講師による2日間、計400分、オールイングリッシュの授業
・トレーニングの特色:ディスカッション能力、「話す・聞く」という2技能の向上
過去の交換留学プログラムの様子はこちらです!
↓Hwa Chong Institution のホームページはこちらです!
<生徒の感想>
・事前準備では、書く力、読む力が鍛えられました。人に伝わるように、英語で書くことの難しさを痛感しました。調べ学習を通して、新たなことを知ることができたのもよかったです。どれだけ入念に準備しても、やはりオンライン交流会前は、一人で慣れない英語を使いながら難しい議題を話すことに緊張しました。しかし、始まってみるとあっという間で、楽しく交流会を終わることができました。もちろん、何を聞かれているのかわからなかったり、英語で自分の意見をうまく伝えることができなかったりした場面もありましたが、先生やシンガポールの子たちのおかげでなんとか乗り切ることができました。 今回参加したことで、技能はもちろん、英語への意欲も上がりました。これからも頑張っていきたいと思います。
・自分が思っているよりHCI生の話すスピードが早かったので、質問に答えるのが大変だったけど、なかなかできない体験ができたので楽しかったです。リアクションやジェスチャーを使って、相手に伝えることが大切だと思いました。
・会ったことのない初対面の人との会話、しかも日本語がほとんど通じない相手なので、緊張もたくさんあったし不安もありました。しかし、話す内容を事前に準備して、とにかく楽しむ気持ちで挑めば、文法が正確でなくてもある程度の会話はできました。見知らぬ外国人と話す機会はこれからたくさんあると思いますが、今回のプログラムは初対面の外国人と英語だけで話すということで、良い経験ができたと思います。
今回のオンライン交流会で生徒たちは、目的意識を持ってしっかりと取り組んでいました。オンライン上での交流であっても、「英語でコミュニケーションをとる」「異なる背景、価値観の同世代と意見交換をする」「日常の中では知ることができないような知識・気づきに出会う」といった国際交流の醍醐味を楽しみ、学ぶことができていました。また、改めて外国語習得と異文化理解の大切さを学ぶ貴重な機会となりました。
今後も本校としては、時代の変化に柔軟に対応しつつ、国際社会で活躍できる人材育成のため、生徒主体のプログラムを展開していきたいと考えています。