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平成26年度 文部科学省 指定 スーパーグローバルハイスクール 最新情報 平成26年度 文部科学省 指定 スーパーグローバルハイスクール 最新情報

10月7日(金)高等部1年生英語コミュニケーションⅠの授業で、特別授業を実施しました

高等部1年生では、英語コミュニケーションⅠの授業で、9月から10月にかけて栃木県の那須塩原市にある(株)パン・アキモトの「救缶鳥プロジェクト」と、社長の秋元義彦氏の理念について書かれた英文を読んできました。救缶鳥プロジェクトは、阪神大震災の被災者の言葉をきっかけに秋元氏が開発された缶詰めパンを非常食として備えることで、世界の飢餓救済の活動に参加するプロジェクトです。国連による「持続可能な開発計画(SDGs)」の目標2「飢餓をゼロに」や、目標12「つくる責任 つかう責任」の達成にも大きく関わっています。

今回の特別授業では、実際に社長の秋元氏と高等部1年生をZoomでつなぎ、救缶鳥プロジェクトの取り組みについてご講演をいただきました。講演の中では、プロジェクトが軌道に乗るまでのご苦労や、多くの企業や人の善意でプロジェクトが成り立っていること、「義援の見える化」について、最近ではウクライナへの食糧支援など、教科書だけでは知り得ない情報に加え、秋元氏の「お金のためだけに働くのではなく、人のために働いてお金を儲ける」という思いもお話しいただきました。終盤に設けた質疑応答の時間では、「支援地域に缶詰めパンが届いた後、缶はどうなるのか」、「今後チャレンジしたいことはありますか」、「多くの企業や人とどう繋がっていったんですか」などの質問が飛び交いました。

英語の授業の1コマではありましたが、講演をきいて感じたことや、今回得た学びは、今後のプロジェクト学習や進路選択をはじめ、1人1人のこれからの生き方など、多くの場面で生かされることと思います。

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