６月12日（土）、高等部10期生の卒業研究発表会（本選会）を、アリーナにて実施しました。

５月29日（土）に実施された予選会において選考されました、最優秀発表者４名が登壇しました。

本選会では、発表時間12分、質疑応答12分で発表が行われ、本学関係者、高等部１～３年生が聴衆者として参加しました。

人間系列　国際協力ゼミ　馬場 千里　さん

「政治分野における日本の男女共同参画の課題と改善策」

安全系列　危機管理ゼミ　永田 萌寧 さん

「日本における原子力発電の可能性」

社会系列　経済産業ゼミ　小林 真奈　さん

「児童・生徒が本に興味を持つための考察-ミューズキャンパスにおける読書習慣の形成方法を考える-」

自然系列　都市環境ゼミ　池田 信道　さん

「都市部の列車遅延のメカニズムとその対策に関する研究」

それぞれの発表後に行われた質疑応答では、１・２年生も積極的に参加し、発表に対しての疑問点について質問していました。

また、４名の発表終了後には、「３年間の探究活動をふりかえって」というテーマで、プロジェクト委員との対談を行いました。

プロジェクト委員会から、「各学年での活動がどのように論文作成につながったのか」、「課題研究を進めるにあたって苦労した点」などをインタビュー形式で対談し、高校１・２年生がどのように課題研究をすすめていくかを学ぶ機会となりました。

会の最後には、関西大学システム理工学部の稲田貢先生と関西大学社会安全学部の永松伸吾先生より発表者および高等部生に向けた講評とメッセージをいただきました。

３年生にとっては、研究成果の集大成の場となり、１・２年生にとっては、これから目標を持って研究を進めていくモチベーションアップの機会となりました。