「Advanced Science Program」は、関西大学高大連携センターが実施している高校生が課題（テーマ）を決めて、科学の分野で興味関心を持っている研究に取り組む課題提案型のプログラムです。関西大学の併設校の高校生を対象に、希望する課題に関する研究や実験について、関西大学の理工系３学部（システム理工学部、環境都市工学部、化学生命工学部）の研究室で体験できる取り組みです。

８月下旬の事前ガイダンスを経て、実際に研究室へ訪問したり、Zoomを利用したりしながら、受入研究室の先生方や大学生・大学院生のサポートを受け、個人で設定した課題解決にむけた研究をすすめていきました。

12月19日（土）に本校から参加した生徒３名が、本報告会にて発表を行いました。

発表した研究テーマは以下のとおりです。

池田 信道さん　　都市部の列車遅延のメカニズムとその対策に関する研究

小林 真子さん　　地域に融合した学校と生徒の多世代コミュニケーションに関する研究

　　　　　　　　　～友達10倍計画～

松岡 翔哉さん　　津波対策に対応した建築物配置の考察

発表後、参加した関西大学の先生方からの質疑にもしっかりと対応していました。

また、全員の発表終了後に高大連携センター長の稲田貢先生より、答えのない研究テーマにしっかりと取り組んだ成果に対してお褒めの言葉をいただきました。

今回のプログラムを通じて学んだことや、発表会の質疑応答で挙がった新たな課題や気づきなどを現在取り組んでいる個人論文執筆に活かしていってほしいと願っています。