11月10日（火）、ドイツ連邦共和国大使館の文化担当官にお越しいただき、
「EUがあなたの学校にやってくる」出張授業を開催いたしました。

SGHのプログラムに取り組んでいる高等部1・2年生約300人が受講し、
EU加盟国に関する知識を深めることで同プログラムへのさらなる深化につなげることができました。。

講演終了後は、文化担当官と希望した生徒との懇談会を行いました。

2年生は卒業論文のテーマに関する質問をしていました。

同授業は、駐日欧州連合（EU）代表部と在日EU加盟国大使館が2007年から行っているもので、これまで約800校、34万6,000人を超える生徒が受講しています。

大使や外交官が日本全国の高等学校を訪問してEUおよび各出身国について説明を行うことで、世界情勢に関心を持ち始める年頃にある日本の若者の欧州への好奇心を刺激し、EUやその加盟国が持つ多様性に満ちた歴史や文化に関する知識を深めることを目的としています。

関西大学高等部は昨年、文部科学省が指定する「2014年度スーパーグローバルハイスクール（SGH）」に選ばれました。

「持続可能な地球環境の構築に対するイノベーターの育成」を構想に掲げ、地球規模の諸問題に対する多面的認識と問題解決への視野の錬成や、問題解決に向けた「個」の育成、国際的視野を背景にしたアイデンティティの確立を目的としています。

具体的には、海外研修や短期留学・国際交流、大阪・京都・東京など国内でのフィールドワークや他のSGH指定校との交流・ディスカッションなどを実施し、日本の強みを確認するとともに海外との比較を通してグローバルに物事を見ることができる人材を育成します。