「ICT教育」および「学生・教員間双方向教育」の現状に関する調査






 2.ICT教育利用の予定


  次年度以降の42科目で、ICT教育が利用される予定があることがわかった。

  実施予定内容は、

   ・講義資料の掲示
   ・予習用講義資料の掲示    ・復習用選択式/記述式自習問題の掲示
   ・専門英語のマルティメディア教材の掲載
   ・小テスト掲示と提出実施
   ・レポートの掲示と提出
   ・作業の解説、参考例などの掲載
   ・演習・テスト・宿題の模範解答の掲示
   ・復習用演習問題・選択式テスト・資料の掲示
   ・ディスカッション、グループワークの実施
   ・諸連絡とメーリングリストの運用
   ・独自のホームページの作成
   ・出席チェック

 などである。期待される効果として、

   ・予習に対する意欲の向上。
   ・復習に対する意欲の向上。
   ・理解度の向上。

 が挙げられた。一方、

   ・文章筆記や化学式を求める課題について、十分に対応できない。
   ・学生があらかじめ教材をダウンロードしてくるよう指導することが必要。
   ・ICT教育を行うための環境に改善の余地がある。
   ・パソコンにトラブルが生じた場合の学生の被害が大きい。
   ・教員の負担が少なくない。
   ・掲示された資料だけで全てを理解したと学生が錯覚せぬよう、十分な指導が必要。

 





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Last Update 2007.6.13