KANDAI RIKEI PEOPLE

わたしの進む道。

Volume16 Interview with Saki Fujita

好きなことはいつか自分の強みになる。
プログラミング分野を究めて実力をつけ、
未来の当たり前を創造したい。

近年、理工系分野がまた注目を集めています。
そんな理工系で学ぶ学生たちは、何を見つめ、どんな未来を思い描いているのか。
関西大学理工系学部・文理融合学部で学ぶ学生たちの、内に秘めたストーリーを語ります。

PERSON

#16

藤田 紗妃総合情報学部 総合情報学科
4年次生

はじまりは1台のノートパソコン。
みんなの“当たり前”を創造することを夢見て。

好奇心が旺盛で、さまざまな分野を学びたいという想いを抱いて総合情報学部に入学した藤田さん。入学後は、得意なパソコンの知識をいかした音声情報処理という分野に興味を持ちます。「マスクで人の表情が読み取りにくい今の時代だからこそ、声でコンディションを評価することに意義がある」と研究に没頭。幼い頃からパソコンが当たり前にあった自分の姿と重ね、「未来の人々にとって当たり前となるようなシステムづくりに携わりたい」と話していたのが印象的でした。

Saki Fujita

ADMISSION

多様性に富んだ総合情報学部ならではの学びが
好奇心旺盛な私に合っていると感じました。

幼稚園の頃、姉とゲームで一緒に遊ぶためにパソコンを使い始めたことが、今に通じる私の原点。自分のノートパソコンを買ってもらい、小学校でもパソコン部に入るなど、ほぼ毎日触れていました。気がつけば、ロボットや機械を触ることにも自然と楽しさを感じるようになっていたと思います。

高校生になり、進路選択の際にはロボットに関わるような工学系を学びたいと思いながらも、ものづくりをするほど手先が器用ではないと思う自分も。私らしく学べる進路について思案を重ねてたどり着いたのが、得意なパソコンを使ったプログラミングです。また一方では、中高でバンド活動をしていたこともあり、ライブ演出で見たプロジェクションマッピングなどの映像系の技術にも関心を寄せるようになっていました。このように多様な分野に興味を持つタイプだったので、大学選びは、研究分野をあえて一つに絞らず、「専門性もあるが、何でも学べる」ことを重視して検討。関西大学の総合情報学部は、学科でなく「系」という形でカリキュラムが分類されていて、専門領域を限定せず学べることが特徴となっているため、私にぴったりだと思い入学を決めました。

Every man gotta right to decide his own destiny.

CAMPUS LIFE

今の時代だからこそ、
声から得られる情報は大きい。

入学後さまざまな分野に興味を広げていく中で、特に深く学びたいと感じたのは、高校生の時から気になっていたプログラミングでした。さらに学びを深めたいと考え、現在は音声情報処理をするプログラミング分野の研究に取り組んでいます。

研究のテーマは「声の特徴を数値として捉え、評価を行う」というもので、挨拶などの声をもとにその人のコンディションを評価するシステムを構築し実験しています。例えば、朝起きて体がしんどい時には「おはよう」などの挨拶が意図せず暗くなることがあると思います。それらを数値として客観的に分析することで、体調やメンタル面を評価できるシステムです。特に今の時代は、感染症対策のためマスクを着用した状態やオンラインでの会話やミーティングなど、相手の様子を目ではっきりと確認できないまま、初対面の人と交流する機会が多い状況です。人の表情を読み取ることがより難しいため、声の印象がより大事になるのではと考えています。自分の声が相手にどのように受け止められているのかを認識することができる仕組みがあれば、より効果的なコミュニケーションにつなげられると思っています。

Continuity is the father of success.
FUTURE

Prospects for the Future

これまでの知識や経験を活かして、
未来の日常を支える一員になりたい。

将来は、培ってきた幅広い学びと経験を糧に、未来の生活に当たり前にあるような製品やアプリケーションなどの制作に携わりたいと考えています。WebアプリケーションやAIスピーカーなど、現在は当たり前にありますが、私が子供の時には想像もしていなかったもの。そのような、未来の子供たちが何気なく使うものを作ることが目標です。

多くの高校生の方たちにとって、やりたいことや将来の夢をはっきりとイメージするのは難しいのではないでしょうか。これからの学びについて検討するとき、「今、自分が好きなもの」よりも「これからも長く続けられそうなもの」を選択した方が、将来の選択の幅の広さにもつながるかと思います。私の場合は、一番長く続けているのがパソコンに関係することだったので、ここまで集中力と気持ちを切らさずに研究を続けることができました。まずは何だったら自分が続けられるのか、楽しめるのかを探って、そこから将来の夢や学部・学科選びを考えてみてはいかがでしょうか。

※学年・所属は撮影当時のものです。

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