KANDAI RIKEI PEOPLE

わたしの進む道。

Volume12 Interview with Halim Karnallisa

インドネシアから日本、そして新たな国へ。
多国籍な学びが私の視野を広げてくれる。
将来は都市計画分野の研究職として活躍したい。

近年、理工系分野がまた注目を集めています。
そんな理工系で学ぶ学生たちは、何を見つめ、どんな未来を思い描いているのか。
関西大学理工系学部・文理融合学部で学ぶ学生たちの、内に秘めたストーリーを語ります。

PERSON

#12

ハリム カルナリサ環境都市工学部 都市システム工学科
3年次生

留学先として日本を、関西大学を選んだ。
恵まれた環境でまちづくりを究めます。

高校卒業までインドネシアで過ごし、その後台湾での留学を経て来日。現在は関西大学環境都市工学部で学んでいるハリムさん。都市環境計画コースに進み、法律や行政の面からも都市計画分野の学びを深めています。国際部の学生スタッフも務める彼女は、「さまざまな活動がしたいので、時間がもっと欲しいですね」と笑顔。充実した大学生活の様子がうかがえました。

Halim Karnallisa

ADMISSION

知らない土地の街並みに惹かれていた私。
日本に来て、都市計画分野を学んでいます。

私には「色々な土地に行って見聞を広めたい」という思いがあります。出身はインドネシアのバタム島というところで、小学校から高校までは島内のインターナショナルスクールに通っていました。そこでは留学をする友人が多く、海外に出るのが自然な環境でした。そして私は、新しい言語を学びたいと思い日本に留学。日本語学校に2年間通った後に関西大学を受験し、環境都市工学部に入学しました。

環境都市工学部を志望したのは、まちづくりについて学びたかったからです。まちづくりへの興味が芽生えたのは、小学4年生の頃。オーストラリアのメルボルンに行ったときに、初めて大都市を目の当たりにしたのが原体験となっています。それからは旅行の度、行き先の街並みに興味を持って見ていました。また、バタム島は近年大きな発展を遂げて、様子が大きく変わりました。故郷が発展して有名になり嬉しく思う反面、昔の面影がなくなりさみしくもあります。身近なところで街の変化を感じたことで、より一層まちづくりへの興味が膨らみました。

The creation of a thousand forests is in one acorn.

CAMPUS LIFE

学生スタッフの活動も日々の講義も
楽しみながら大学生活を過ごしています。

まちづくり関連の学科がある大学の中で関西大学を選んだのは、留学生の私にとって心強く感じたから。関西大学は規模が大きくて留学生が多く、国際部もあってサポートが充実しています。実際、国際部職員の方にはプライベートなことも含めて気軽に相談しています。また、2年次からはDIASS(国際部学生スタッフ)として活動中。他の留学生をサポートする側に回っています。DIASSの活動では国際部オフィスでの受付対応のほか、イベントの企画なども担当して楽しく活動しています。

年次が進むと講義の専門性があがるので苦労もありますが、学期に一つは実習があり、どれも楽しみながら実践的に学んでいます。2年次の秋学期には『測量学実習』を受講し、学内で測量機を用いて建物の高さなどを測定しました。印象的だったのは、3年次の春学期に受講した『都市デザイン実習』でセメントからコンクリートの柱を実際に作ったこと。その柱に機械で圧力をかけて破壊し、ひび割れ方の観察や強度測定を行いました。このように専門的な設備を扱い自分の手で学びに触れるのは、大学ならではの体験だと思います。

Do something today that your future self will thank you for.
FUTURE

Prospects for the Future

自分の興味とじっくり向き合うのが私の信念。
大学卒業後は、さらなる新天地をめざします。

日本は居心地がよく大学生活も充実しているので、関西大学の大学院への進学を考えました。その一方で、アジアを飛び出してさらなる新天地へ行きたい思いも強くなり、ヨーロッパへの興味が出てきました。北欧には、近年発展を遂げて現代建築が多くみられる街があります。刺激的な環境で、新たな言語も学びながら、まちづくり分野に関わっていくことも視野に入れて研究を進めるつもりです。

日本に来る前には、台湾の大学で半年間の語学留学をしていました。また、大学院修了後も、学生のうちにできることに取り組んでから仕事に就きたいと考えています。このように長期間学生でいることは後ろめたいという考えが、日本にはあります。しかし、私の場合は、通っていた学校でギャップイヤーがよく利用されていたため抵抗はありませんし、人それぞれの人生があると思います。これからも世界の街を見て、文化や言葉も学び、将来は研究職として都市計画分野に携わり活躍したいです。

※学年・所属は撮影当時のものです。

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