KANDAI RIKEI PEOPLE

わたしの進む道。

Volume10 Interview with Akane Okumura

数学に3DCG、プログラミング、そしてVR。
さまざまな「好き」は今、私の確かな技術に。
将来、新しい何かをこの手で作り上げたい。

近年、理工系分野がまた注目を集めています。
そんな理工系で学ぶ学生たちは、何を見つめ、どんな未来を思い描いているのか。
関西大学理工系学部・文理融合学部で学ぶ学生たちの、内に秘めたストーリーを語ります。

PERSON

#10

奥村 茜総合情報学部 総合情報学科
3年次生

知らないことを知りたい。
新しいものを作りたい。
そんな私がたどり着いたのはVRでした。

好きなアニメに使われている3DCG技術に興味をもち、総合情報学部に入学した奥村さん。入学後は、CGとは異分野のプログラミングの面白さに目覚めます。3年次からのゼミではVR(拡張現実)の研究に没頭中。興味の赴くまま身につけたさまざまな技術を活かし、将来はシステムエンジニアとして活躍したいと意気込む姿が印象的でした。

Akane Okumura

ADMISSION

好きで得意な数学分野の知識を活かし、
日々進化する技術を学びたいと思うように。

小学2年生から中学1年生の頃までそろばんを習っていて、答えが一つに定まる算数や数学に魅力を感じていました。高校に進んで数学のレベルも上がりましたが、その分問題が解けたときに達成感を得られたので、ますます数学好きに。文理選択では迷わず理系を選びました。知らないことをどんどん学び、それを活かして新しく何かを作り上げてみたいと思うようになりました。
そんな私が総合情報学部に入ったのは、3DCG技術を学びたかったからです。好きなアニメを見ていた際、ストーリーが進むごとに3DCGを用いるシーンのクオリティが目に見えて進歩していました。どのような仕組みなのか気になって調べると、モーションキャプチャを用いて実際の体の動きを取り入れているということがわかり、ますます興味が湧きました。そのような日進月歩の世界に私も参加してみたいと思ったのです。そして、総合情報学部のオープンキャンパスに行ったときに、研究のための設備が整っていると知って、関西大学をめざすことを決心しました。

The strongest principle of growth lies in the human choice.

CAMPUS LIFE

ゼロから学びはじめたプログラミング。
入学後も新たな興味が尽きません。

CGを学びたいと考えて入学しましたが、1年次の授業で初めて触れたプログラミングがとても興味深く、1・2年次はプログラミング分野を中心に履修しました。ある実習では自動計算プログラムを組むために、文字を表示するという初歩的な機能づくりからスタート。構文を追加して機能が複雑になるとエラーも多く出てきます。試行錯誤しながらひとつずつエラーを解決し、完成に近づけていきました。授業で学んだ技術はサークル活動でも役立っています。ゲーム制作のサークルに所属しており、関西大学にゆかりのある高松塚古墳の壁画をモチーフにパズルゲームを制作しました。
3年次になった今は、所属するゼミでVR(仮想現実)の研究をしています。ゼミにはヘッドマウントディスプレイが複数台あり、それらを用いて仮想世界を現実のように体感できる技術を試しています。VRの構築にはプログラミングだけでなく、ビジュアル表現のためにCGの知識も必要になります。そこで現在はCG関連を主に学び、研究対象として「VRミュージアム」の制作に取り組んでいます。

Our riches, being in our brains.
FUTURE

Prospects for the Future

現在の研究でも、将来の仕事でも
ユーザー視点でシステムを設計していきたい。

「VRミュージアム」は、文字通りVR技術で美術館の作品展示を表現するコンテンツ。ある美術館からゼミに制作依頼があり、VRならではの演出を考えています。例えば、照明の明るさや色を自由に調節して作品の見え方を変える仕組みや、作品上に説明を表示させてより深く理解してもらう機能を検討中です。この研究では、ユーザー視点に立って何が求められているかを考えていますが、そうして身についた力はこれからもきっと役立つでしょう。将来は顧客の求めているものを理解して提供するシステムエンジニアになりたいです。
総合情報学部のような文理融合の学部は履修科目の自由度が高いので、将来の選択の幅を広げやすいのが魅力です。私は数学の知識を活かす分野に進んでいますが、経営系やセキュリティなど全く異なる分野に進む人も。まずは何にでも興味をもつことが大切だと思います。私自身、入学当初はCGを学ぼうとしましたが、プログラミングの面白さに触れてそちらを主に勉強し、現在はVRの研究をしています。好奇心旺盛な人は総合情報学部に向いていると思うので、ぜひ挑戦してください。

※学年・所属は撮影当時のものです。

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