地域連携事例集vol8_2025
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※本プログラムは、一般財団法人三菱みらい育成財団の2023年度助成事業「カテゴリー4:21世紀型教養教育プログラム」に採択され実施しています。キックオフ・ミーティング:6月27日 本プログラムの目的、実施方法等のレクチャーのほか、自己・他己紹介を行い、チーム活動の進め方や各地域の課題について、理解を深めました。中間発表会:9月21日 課題の解決に向けて取り組んできた内容や進捗状況について、各チーム(課題)から中間報告を行いました。メンター(教員、学生、複業社会人)、コーディネーターからは、様々な意見や助言がなされました。―リフレクションを通して自己を探求―: リフレクションといったグループ対話手法を用いて活動を継続することで、自己を探求して、自己の思いと社会とのつながりを深め、内的世界を耕す力を育みます。リフレクションと現地でのフィールドワーク(6月27日~11月30日) 各チーム(課題)に分かれて、定期的にリフレクション(グループ対話による振り返り)を行い、自分自身や活動内容を客観視して言語化することに取り組むとともに、地域住民、自治体・企業団体等へのインタビューやアンケート調査等を進めながら、課題の解決に向けた社会実装案の作成に取り組みました。最終成果発表会:11月30日 自分たちの考えた社会実装案や活動から得た学びなどの成果について、各チーム(課題)から報告を行いました。参加した学生からは、「通常の学校生活では出会えなかった人、できなかったことが多くあり、もう少し早く参加できていたらと後悔するほど充実した時間を過ごせた」「学生以外の様々な方がサポートに入ってくれたため、安心感もあり、思い切って行動することができた」などの感想がありました。 地域の課題解決プロジェクトに実践的に取り組み、社会実装を目指すことで、よりよい社会に向けて自ら考動できる力を養い、外的世界を耕す力を育みます。―地域のコミュニティと連携して社会のリアルな課題解決にチャレンジ―:34(SEJumCoプログラム/通称:アボカドプログラム)自己の可能性を最大限に引き出し、変化の中で活躍できる人へ概要 地域連携センターの正課外プログラムとして、よりよい社会に向けて、能動的に動き、考動できるソーシャル・アントレプレナーシップ(社会企業家精神&行動様式)を学部・世代横断型(ごちゃまぜ)で、各種専門組織と協働して、育成する教育プログラムです。学生の教育効果 学生からは「本当の課題、現状を知るには実際に足を運び直接話を聞く大切さを学べた」、「自分の悩みを社会課題につなげることで、問題の実情を知ることができた」などの感想があり、活動を通して、「ソーシャル・アントレプレナーシップ」を見つけ、それを糧に成長している様子が見えました。地域課題の解決に興味がある学生や、実践的な取組みに参加したい学生、自分探しをしている学生など33名が参加。▶“ウチを学ぶ”▶“ソトを学ぶ”ソーシャル・アントレプレナーシップ育成プログラム「ごちゃまぜ協働」による

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