DATA連携先からの一言プロジェクトに参加してくれた中国からの留学生、劉さんと一緒に「ラヂオきしわだ」に出演企画案発表会の様子(2024年2月)デジタルマップイメージWebサイトの#観光産業活性化#学生によるフィールドワーク目 的観光資源を活用した魅力的な観光コンテンツの醸成と、情報発信の強化による新たな観光客誘致に関する調査研究を行うこと。また、学生がフィールドワークを通して、岸和田市の歴史に彩られた観光資源への理解を深め、英語運用能力を高めること。活動内容岸和田市の魅力を、だんじり祭に限らず幅広く発信するため、観光WEBサイト(日・英対応)とSNS(日・英)を活用して国内外に情報を発信している。これまでの地域連携事業では観光パンフレットを制作してきたが、WEBサイトの構築は新たな試みである。若年層に響くコンテンツとして、デジタルマップや雑誌風コラムを掲載予定であり、InstagramやTikTokといったSNSも活用している。短時間の活動の成果一年を通して魅力的な観光地としての岸和田市の認知度向上(国内外)。岸和田市における観光客数の増加(日本人・インバウンド)。活動中、岸和田市の地域の方とのコミュニケーションを大切にし、岸和田市の良いところを見つけようという想いが強く伝わってきました。アイデアをしっかりと形にし、それを外部に向けて発信する力に、感心しました。(岸和田市総合政策部企画課)連携にいたる経緯本学と岸和田市が、地域および大学の活性化を目的とした連携協力協定を2023年2月8日に締結したことを受け、受託研究として観光産業の活性化に取り組むことになった。今後の課題・目標・展開の可能性観光産業活性化のニーズを持つ新たな自治体との連携。多文化共生社会の実現に向けて取り組む自治体との連携。主な連携先・メンバー岸和田市活動地域大阪府岸和田市活動期間2023年度~継続中活動資金岸和田市受託研究動画投稿が可能なこれらのSNSは、若者への情報発信手段として効果的であり、特にInstagramでは画像を中心とした「フィード投稿」により、動画では伝えきれない情報も発信している。SNSを通じて岸和田市の認知度を高め、最終的にはWEBサイトに誘導する「入り口」としての役割を担っている。このようにWEBサイトとSNSの利点を融合し、重層的な観光ツールの完成を目指して活動を進めている。外国語学部 教授 井上 典子 Inoue Noriko地域連携事業を通して、学生には、国際社会で通用する高い英語力・コミュニケーション力だけでなく、社会人と同じ土俵に立って仕事を進める力を養ってほしいと願っている。29岸和田市観光客誘致に関する調査研究
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