地域連携事例集vol8_2025
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DATA連携先からの一言ミッチーのおみかん畑との活動①ミッチーのおみかん畑との活動②みやこめっせでの販売会#農産物を用いた商品開発#地域活性化#放置竹林問題プレゼン大会後②放置竹林問題への対応として、竹林での伐採活動へ参加し、その後、本③SEKAIHOTELFuseへの宿泊も兼ねて、分散型ホテル並びに商店街調査目 的基本的には、ゼミナールにおけるグループ研究との関連の中で連携等を進めている。各連携活動を通して、ゼミでの研究活動に実践面での検証や地域への貢献ができるように進めている。活動内容①柑橘類の河内晩柑を使って、若者を始めすべての世代が好む商品を開発活動の成果現在、河内晩柑を使った具体的な商品開発の途上にある。その販路も事業者と想定しながら進めている。京都市勧業館「みやこめっせ」で開催されたイベント「PASSIONWORLD2024」(2024年9月4日)において、竹炭チップやそれを用いた料理の販売会を実施。多くの販売により、訪れた多くの学生に放置竹林問題をアピールすることができた。すべての活動は「アグリカルチャーコンペティション(アグコン)2024」(JA全中協賛)にて研究発表をし、放置竹林問題に取り組んだチームは決勝大会で優秀賞(第2位)を受賞した。26し販売する。それを通じて愛媛県愛南町の地域活性化に寄与する。学商学部4年次生が手掛ける竹炭チップの販売に協力した。を実施した。2日間にわたります商品開発は楽しいこと、新しいことだらけで、これからも関西大学佐々木ゼミの生徒さんとは良い関係を続けていけたらと心底おもっております。(ミッチーのおみかん畑HP「活動日記」2024.10.02「関西大学との共同開発」より)連携にいたる経緯いずれの活動も、ゼミ生自らが研究活動のために協力を依頼した。今後の課題・目標・展開の可能性放置竹林対策活動については、2年継続での取組みとなり、愛媛県愛南町での取組みも継続を視野に入れている。今後、他の活動領域も広げ、各取組みの継続を図っていきたい。地域商業の現状や課題に対する調査研究をさらに進めていきたい。主な連携先・メンバー①ミッチーのおみかん畑②おおぶ竹林循環プロジェクト「BUNKAI」(一般社団法人BUN-KAI)/ワイズ不動産販売株式会社 地球環境貢献事業部③SEKAIHOTELFuse/宿場町 HOTEL 講 大津百町活動地域①愛媛県愛南町②大阪府高槻市/愛知県大府市③大阪府東大阪市/滋賀県大津市活動期間2024年度活動資金いずれの活動もなしなお、ゼミでは他にも「伝統工芸品の現状と後継者育成に関する調査研究」や「自治体のアンテナショップ調査」、「アパレルメーカーの持続可能な生産・流通に関する調査研究」など、さまざまなプロジェクトに取り組んでいる。日本とフランスの流通政策研究を専門としている。最近は商業(ボランタリーチェーン)と協同組合の特質を併せ持ったフランス独自の商業の発展についても研究を進めている。都市デザイン環境・アセットマネジメント経済学部 教授 佐々木 保幸 Sasaki Yasuyuki① 愛媛県愛南町「ミッチーのおみかん畑」との河内晩柑を使った 商品開発・販売②放置竹林対策活動への参加③関西における商店街内「分散型ホテル」に関する調査研究

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