地域連携事例集vol8_2025
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DATAリーフレット完成を喜ぶゼミ生たち他大学との合同研究会で、いい発表ができましたこれまで作成したリーフレット最新版のリーフレット#外国語#異文化#多文化共生目 的グローバル化の進展に伴い外国人住民の数が増加する中で、日本人住民と外国人住民が互いの言語と文化を理解しながら共生できることを目標に活動している。活動内容異なる言語や文化的背景を持つ人が京都府八幡市においても増えつつあり、日本人と外国人住民との調和ある生活が大きな課題となっている。そこでは、外国人住民が日本の言語や文化を学ぶことだけではなく、日本人住民が多様な言語や文化への理解を深めることも重要となってくる。八幡市との連携に参加してからは、同市民に言語文化の多様性に馴染んでもらうことを目標として、ベトナムの言語と文化、英語の多様性、石清水八幡宮を英語で世界に発信することをテーマに活動の成果ベトナムの言語や文化に親しんでもらいたいというメッセージをリーフレットで発信。世界の英語は多様であり、気楽に英語を使ってほしいというメッセージをリーフレットで発信。身近な文化を深掘りして、英語で発信してもらいたいというメッセージをリーフレットで発信。連携先からの一言22ご作成いただいているリーフレットは、市民の皆様が外国の言語や文化を気軽に手に取って学ぶことができるツールとして活用しており、市内の図書館ではすぐに無くなったこともあるなど、好評をいただいております。(八幡市市民協働推進課)連携にいたる経緯八幡市との協定により、本学 江川直樹名誉教授と環境都市工学部 大影佳史教授が「住みたい、住み続けたい」まちづくりで多くの成果を上げていた。そこで、高橋ゼミの活動を通じて、言語・文化領域でも貢献したいと思い、連携に参加させていただいた。今後の課題・目標・展開の可能性英語を含めて、多様な言語・文化に楽しみながら触れるイベントの開催。市民が外国の言語・文化に興味を持ち、自発的に活動するためのサポート。複言語主義に関心がある自治体や団体などとの連携。主な連携先・メンバー京都府八幡市/独立行政法人都市再生機構(UR都市機構)活動地域京都府八幡市活動期間2021年度~継続中活動資金八幡市受託研究活動してきた。イベントで取り上げたテーマを市民に幅広く理解していただくために、各活動内容を基盤としながら毎回リーフレットを作成している。リーフレットでは、多様な言語文化の内容を学術的な内容も交えながら簡潔にまとめ、外国語や異文化に興味を持ってもらうよう工夫した。最新のリーフレットは、石清水八幡宮を題材に英語学習とそのモティベーションなどをテーマとしている。外国語学部 教授 高橋 秀彰 Takahashi Hideaki専門は社会言語学、言語政策論。移民を対象とする言語教育、グローバル化における機械翻訳の活用、国家・地域における言語政策などに関心を持っている。人材育成文化・スポーツ振興男山地域まちづくり連携協定

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