地域連携事例集vol8_2025
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#せとうち魅力発見#明石海峡大橋ブリッジワールド(塔頂体験)#橋の科学館 Bridge Exhibition CenterDATA明石海峡大橋のてっぺんで(ブリッジワールド塔頂体験)2024年猛暑の夏、「舞子・真夏のスイーツマルシェ」四国エリアのジェラート専門店を招いての販売(於:橋の科学館)無事にクリスマスイベントをクリスマスイベントの明石海峡大橋に見立てたパターゴルフの台を準備中終えて、ホッとしました。目 的世界最大級の吊橋「明石海峡大橋」、SA・PAなどのインフラの利活用、せとうちエリアの魅力発見とイベント企画・実施、持続可能な社会に向けた取組みを地域社会と連携し考え活動する。活動内容2024年度は、主に2つのイベントの開催に向けて活動した。8月3日には、明石市・舞子地区にある「橋の科学館」にて初めての共同イベント「舞子・真夏のスイーツマルシェ」を企画・開催した。学生が主体となり、イベントに出店してもらいたい瀬戸内地域の店舗と出店交渉を行い、開催を実現した。販売したスイーツは全て完売し、多くの方に楽しんでもらうことができた。活動の成果「MagicMuseum」では「橋の科学館」へ200名以上(昨年度比27.9%増)の方に来館していただけた。イベントの来館者アンケートでは「子供もとても喜んでいました」などの声をいただけた。2つのイベントを通して「橋の科学館」が地域住民の憩いの場となった。1212月14日には、「橋の科学館」で2024年度において2度目のイベントとなる「橋のファン」の創造を目的としたクリスマスイベント連携にいたる経緯高速道路は、飴野の専門分野である交通運輸・物流を支える重要なインフラである。本州と四国を繋ぐ高速道路・長大橋等のインフラを持続可能な社会にどのように活かしていくのか。インフラ経営の視点で、モビリティ社会の変革、地域社会への貢献について、次世代を担う本学学生とともに考え取り組んできた。今後の課題・目標・展開の可能性せとうちエリアの特産物・魅力ある商品の紹介、商品企画・販売イベント実施。明石海峡大橋の塔頂体験インフラツアー「明石海峡大橋ブリッジワールド」の認知度拡大。本州四国連絡高速道路株式会社が管理する施設の活用方法の検討。主な連携先・メンバー本州四国連絡高速道路株式会社/本四高速道路ブリッジエンジ株式会社/橋の科学館活動地域兵庫県神戸市 橋の科学館周辺地域/せとうちエリア 明石海峡大橋活動期間2023年度~継続中活動資金なし(イベント実施経費は連携企業が負担)「MagicMuseum」を開催した。舞子地区にある舞子公園から拾得した松ぼっくりを使った松ぼっくりツリークラフト体験や、コースをライトアップし明石海峡大橋に見立てたパターゴルフチャレンジなど、一日を通して家族で楽しめるイベントとなった。その他にも、明石海峡大橋の主塔に登り、高い技術力や地上300m上空の絶景を体感できる「明石海峡大橋ブリッジワールド」を体験した。地域インフラを支える明石海峡大橋への理解を深めるとともに、橋の持つ魅力を体感する貴重な機会となった。商学部 教授 飴野 仁子 Ameno Hiroko関西大学商学部教授、博士(商学)。関西大学商学部准教授を経て、2012年より現職。専門分野は物流・ロジスティクス政策。キャンパス・教室内、教科書の中だけでは学び取れないことがたくさんある。関大生には、五感を研ぎ澄まして社会と深く関わり、幅広いものの見方を養ってほしいと思っている。せとうち魅力発見プロジェクト

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