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楽歳の活動

2011年5月27日アクションリサーチゼミ詳細

2011年5月27日(月) 18:30~20:00(研究会は終了しています。)

「東日本大震災現地報告」

信頼をめぐるアクションリサーチ・グループ
場 所:関西大学リサーチアトリエ 楽歳天三

【概要】 東日本大震災被災地の現地報告(福島県、岩手県)がありました。福島県郡山市の「ビックパレット」では、中越地震の復興を経験した団体が滞在し、活動を実施している東日本大震災バックアップセンターができ、避難所生活を支援しているということでした。原発の関係で避難している町でも温度差があるということ、「被災者」ではなく「被害者」という意識が強いということでした。避難所の生活では、プライバシーが守られすぎて交流がなくなってしまっている場面が見られることが指摘され、障害のある方の避難所生活の難しさや、避難所を変わられた方の追跡調査が困難であることなど課題が見られました。 岩手県遠野市の「遠野まごころネットワーク」での活動では、ゴールデンウィークに300人ものボランティアを引き受けましたが、その作業先の割り振りは地元長老の権限によって30分ほどで終了したということでした。こちらのセンターも、遠野から阪神大震災のときに活躍された神戸の協働センターに打診があり支援を受けたとの事で、各被災地のネットワークが生かされている事例が報告されました。

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