お知らせ

コロナ禍での入試・入学にあたり

2021.02.15

副学長 青田浩幸

 2020年10月から副学長を拝命しました、化学生命工学部の青田です。主に入試、併設校、図書館を担当します。よろしくお願いいたします。
さて、2月1日から7日まで、入試が行われました。コロナ禍で例年とは違った対応を教職員はじめ多くの方々に依頼し、ご協力いただいたおかげで、大きなトラブルもなく無事終了しましたこと、心よりお礼申し上げます。
 今年の受験者数を昨年と比較すると、本学は今年から入試日程が変更になったので直接比べることに無理はありますが、数%の減といったところです。他大学も同様に10%程度の減となっており、本学の志願者数が特に目立って増減したわけではありません。
 参考までに主要私立大志願状況についての河合塾のデータを紹介します。
 https://www.keinet.ne.jp/exam/2021/pdf/21s_zentai.pdf

 実は11月に行われた指定校制推薦の受験者数は、関西圏以外からやや少なかったため、一般入試も心配していましたが、北陸の受験者数の減少率がやや高いのみで、それ以外の地域は目立って、減少しているというわけではありませんでした。

 話は変わりますが、本年4月から関西大学へ入学する予定の学生や保護者の方々がこの文章を読んでおられる場合は参考にしていただきたいこととして、関西大学のコロナ禍での授業形態について紹介させていただきます。実は関西大学は、2020年度の春学期は原則オンライン授業を行いましたが、秋学期は授業数ベースで約80%を対面授業で行いました。これだけ多くの授業を対面で行いましたが、授業による感染拡大を示す例は特になく、課外活動で若干の感染拡大がありました。また、本学の陽性者の累計を学生・教職員数で割った値は、大阪府における陽性者数を人口で割った値とほぼ一致しました。2021年春学期も原則対面授業の予定です。感染拡大防止策をしっかりとって、授業に参加してください。